今朝のフジテレビ『めざまし』の『今日のわんこ』、観ました?
違和感、ありませんでした?
もう、朝から気持ち悪くてしかたなかったんだけど、私。
真剣に観ていたわけではないのだが、女の人が室内で小型犬を飼っていることはわかった。
そして定番、散歩に行くのだが、この散歩には目的がある。
「御主人の彼氏を迎えに行く」、そんなナレーションが入ったのだ。
・・・え? 御主人の彼氏? ということは、夫の彼、ということ?
やるなあ、こんなにはっきり明るく言われると、むしろすがすがしいではないか。
それにしても、よくぞあっけらかんと。
ある意味感嘆しつつ、画面を凝視した。
犬を連れた女性が、楽しそうに歩いており、バス停に到着。
そのときバスから男の人が降りてきて、3人で近くの会社まで散歩。
その男の人は、この会社に勤めており、お見送りしておしまい。
ちょっと待て。だって、「御主人の彼氏」でしょう? つまり御主人はバイセクシャルであり。この飼い主の女の人にとったら、いわゆる「恋敵」でしょう。
なんでわざわざ迎えに行くのか。なんでこんなに楽しそうなのか。
私の疑問とはうらはらに、ナレーターは「御主人の彼氏」と何度も言っている。
・・・ずっと気持ち悪かった。
気持ち悪いまま、車に乗って出勤した。
胸中ざわざわしたまま、発送作業(←今日の仕事)をした。
恋敵とあんなに仲良く歩くなんて、いったいどういう神経をしているのか。
ああでもない、こうでもないと考えているうち、ようやく気がついた。
もしかして「御主人」というのは「夫」ではなく、「飼い主」という意味か。
ならばわかる。
・・・そうか、そうだったのか・・・
でもまぎらわしくない? この言い方。
え? わかってないのは私だけ?
だって、女性の家の様子は、いかにも「家族で住んでます」という風情に見えたし、女性も「彼氏」と言われた男性も、年かっこうからして「家庭アリ」風に見えた。(←スミマセン)
だから、先入観を持って見たから勝手に思いこんじゃったんだろうけど。
「御主人=夫」とかたくなに思いこむ私の頭も相当固いのだが、それにしても、まぎらわしいと思う、やっぱり。
犬好きを犬は瞬時に知るという
鞠子