「しみじみ思う~妻が仲間由紀恵でも男は浮気するもの」

6月17日発刊『週刊現代』の広告にあった。
うーん、これ思わず感動してしまった。

ええ、仲間由紀恵のファン、というわけではありません。
田中哲司に、特別な思い入れがあるわけでもありません。
…ではなく、この「…でも」という日本語に感動したのでアル。

この「…でも」一言で、仲間由紀恵を知らない人にも「仲間由紀恵は素敵な女性である」ことを充分、想像させるではないか。
それも「大多数の人がそう思っている」という意味まで含んでいる。

ちなみに、「…でも」を「…だから」に置き換えたらどうなるか。
仲間由紀恵を知らない人にも「仲間由紀恵は不細工な(←いろんな意味で、ね)女性である」ことを想像させる。

たかが「…でも」で、意識を操作する。
言葉はすごい!
でも言葉は、だから怖い。





要注意「でも」も「だから」も使いよう
鞠子