出張で週末、鹿児島まできて、そのまま帰るのもシャクなので、福岡で一泊することにした。
それでまずは、博多座で『二月花形歌舞伎』ご鑑賞。
博多座初体験\(^.^)/
なかなか素敵な会場だった。
何より、足元が広い。
お土産売り場もバラエティーにとんでて、楽しめる。
試食大盤振る舞いで、あれこれ手を出していたら、お腹がいっぱいになってしまった。
さて、演目は『雪之丞変化』。
完全なる「市川猿之助」のための演目。
これは観ていて胸がすく。
早変わりあり、宙乗りあり、アクロバット的演舞あり、悲恋あり、親子愛あり、で、歌舞伎を知らない人でも充分楽しめる。
私、これ、観るの2回目。
最近、こういう若者主体のスーパー歌舞伎っぽいものを観てなかったので、倍、感動したわぁ。
役者さんだけでなく、舞台に関わる人すべてが、一瞬のタイミングのずれすら許されない、非常にスリリングな演目なのだ。
いかに「練習」を積んでいるか、とてもよくわかる。
ちなみに、
平岳大さんも登場してて、なかなかかっこよかった。
お父さんに似てる。
でもなぜ、この人が歌舞伎に?
ともあれ、
今年はあんまり出歩かず、控えめにしよう…と思っていたが、こうして観たら、また歌舞伎座やら国立劇場に行きたくなってきた。
なかなかやめられまへんな。
雪之丞愛を貫き宙を舞う
鞠子