昨日、「病院での検査で気づいたおもしろいこと」を書いたが、実はあわせて「イラっとくること」もあったのである。
諸検査をすませ、会計に至った時のこと。
自動支払機に診察券を入れたら、びっくりするよな高額な金額が表示されたのだ。
具体的に言うと、「1万円でちょっとおつりがくるくらい」な額。
私はもう10年来、この公立病院で同じ検査をしている。
つど、4,000円弱ぐらいの検査代だったはずだ。
不審に思い、明細を見てみたら「保険外併用療養費5,400円」なるものが加算されていた。
なんだ、これは?
これのおかげで、通常の倍額ほどの額になってしまっている。
捨ておけるわけがない。
その辺にいた病院会計スタッフに聞いてみたところ、「かかりつけ医の紹介状がないからだ」と言う。
しかし私の場合、この公立病院が、今回の検査に関しては「かかりつけ医」同様なのだ。
10年来、ここで検査をしているのは、「要注意所見」があるため、毎年「定点観測している」からなのだ。
事実、1回、検査結果が出ると、「今のところ大丈夫。1年後に検査に来て下さい」と言われる。
…などと、会計スタッフに直訴してみたが、敵は冷たく言い放った。
「それで1年後、予約を入れられたのですか?」
「予約は3か月前しかできないと言われているんですが」
「じゃあ、だめですね。申し訳ありません」
「しかし、3か月前しかだめなのは、おたくのシステムの都合であり、私は今から1年後の予約を入れてもかまわないんです」
「とにかく紹介状がないですから、だめですね」
いらだって、さらに食い下がった。
「去年までは、保険外併用療養費なんて払ってないです。今年からそうなったんですか?」
結果、墓穴を掘った。
「去年までは、そのあたり、いい加減だったんです」
…イケナイ。これ以上食い下がると、「さかのぼって払え」と言われかねない。
確かに、公立病院や大学病院は、最先端の医療を最優先の患者が受けられるようすべき、とは思う。
だからまずは、かかりつけ医の判断を仰ぎ、「最優先」の診断が下った人だけが来なさいということなんだろう。
その狙いはとてもよくわかる。
だが、実際自分のこととなると…
これから毎年、検査のたびに5,400円ずつ余分に取られるのか。
かと言って、「最先端の検査」をし続けてきたあとで、いまさら個人病院の検査を受けるなんて。
そもそも、10年来のデータはどうしてくれるんだ?
…増え続けるばかりの医療費に、多少寄与したと自分を慰めてみたが、やっぱりなんか腑に落ちない。
つまらない痛い目をして1万円 鞠子
諸検査をすませ、会計に至った時のこと。
自動支払機に診察券を入れたら、びっくりするよな高額な金額が表示されたのだ。
具体的に言うと、「1万円でちょっとおつりがくるくらい」な額。
私はもう10年来、この公立病院で同じ検査をしている。
つど、4,000円弱ぐらいの検査代だったはずだ。
不審に思い、明細を見てみたら「保険外併用療養費5,400円」なるものが加算されていた。
なんだ、これは?
これのおかげで、通常の倍額ほどの額になってしまっている。
捨ておけるわけがない。
その辺にいた病院会計スタッフに聞いてみたところ、「かかりつけ医の紹介状がないからだ」と言う。
しかし私の場合、この公立病院が、今回の検査に関しては「かかりつけ医」同様なのだ。
10年来、ここで検査をしているのは、「要注意所見」があるため、毎年「定点観測している」からなのだ。
事実、1回、検査結果が出ると、「今のところ大丈夫。1年後に検査に来て下さい」と言われる。
…などと、会計スタッフに直訴してみたが、敵は冷たく言い放った。
「それで1年後、予約を入れられたのですか?」
「予約は3か月前しかできないと言われているんですが」
「じゃあ、だめですね。申し訳ありません」
「しかし、3か月前しかだめなのは、おたくのシステムの都合であり、私は今から1年後の予約を入れてもかまわないんです」
「とにかく紹介状がないですから、だめですね」
いらだって、さらに食い下がった。
「去年までは、保険外併用療養費なんて払ってないです。今年からそうなったんですか?」
結果、墓穴を掘った。
「去年までは、そのあたり、いい加減だったんです」
…イケナイ。これ以上食い下がると、「さかのぼって払え」と言われかねない。
確かに、公立病院や大学病院は、最先端の医療を最優先の患者が受けられるようすべき、とは思う。
だからまずは、かかりつけ医の判断を仰ぎ、「最優先」の診断が下った人だけが来なさいということなんだろう。
その狙いはとてもよくわかる。
だが、実際自分のこととなると…
これから毎年、検査のたびに5,400円ずつ余分に取られるのか。
かと言って、「最先端の検査」をし続けてきたあとで、いまさら個人病院の検査を受けるなんて。
そもそも、10年来のデータはどうしてくれるんだ?
…増え続けるばかりの医療費に、多少寄与したと自分を慰めてみたが、やっぱりなんか腑に落ちない。
つまらない痛い目をして1万円 鞠子