こういう記事読むと、ゾッとする。

「ワシントンのホロコースト博物館で、展示物を無視して歩き回る利用者が殺到」
「アウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所の博物館も標的」

これ、『ポケモンGO』なるゲームのこと。
スマホの画面を見ながら現実の街中を歩き、隠れている架空の生き物「ポケモン」を捕まえたり、戦わせたりして遊ぶゲームなのだそうだ。

私には、その仕組みがいまいちよくわからない。
閉じこもって一人で画面を見てるより健康的だ、というのか。

だけど、こんな人たちがあちこちウロウロしだしたら、それこそ『ウォーキングデッド』みたいじゃないの。

ホロコーストやアウシュビッツでそんなことするなんて、あまりにも無神経。

しかしそれ以前の問題として、小さな機械に翻弄されて、絶対ヘンだよ。

今でも充分ヘンなのに。



この画面心の奥は視えてない           鞠子