それで、昨日のブログの続編です。
翌16日に会ったのは30代の常務取締役・T氏。
次期社長になることが、ほぼ、確定している。
現社長とは「赤の他人」。
専務は社長の弟だし、取締役にはT氏の元上司であるA氏や先輩B氏がいる。
つまり、「大抜擢」なのである。
そんないわゆる「エリート」のT氏、「僕がこういう立場になってから、A氏が変わってしまった」と言う。
一生懸命仕事をしている一般社員のやる気をそぐような言動をしたり、陰でT氏の悪口を吹き込んだりしている、というのだ。
さらにT氏、「Aさんは仕事のできる人だし、僕もAさんから仕事を教えてもらったし。こんな人じゃなかったのに、なぜ…」などと言うので、私は当たり前の感覚で「嫉妬の感情はなかなか押さえられないですもんね」と答えたのだが。
T氏の表情「え?(・・?」
私には、その「?」の意味がわからないほど、この場合の「嫉妬」は当たり前だと思っていた。
T氏、「当然、社長は次期後継者ということで、Aさんにも打診したんですよ。でも本人が拒否ったから、僕が…」
でもAさんの「拒否」は、いろんな可能性が考えられるではないか。
打診されて二つ返事で「yes」と言ったら、まるで「待ち構えてた」みたいじゃない。
それはプライドが許さない。
拒否っても拒否っても、「どうしても」と言われるから、「じゃあやってやるか」というストーリィにしたい、と無意識のうちに望んでたのかもしれない。
だとしたら、お鉢があっさり、よりにもよって部下のT氏に回るなんて、許しがたいだろう。
あるいは本当に、「社長なんて絶対お断り」と思ったかもしれない。
それでも、部下が社長に抜擢…は、腹ただしくてならない。
わかるわ、私、この身勝手ないらだち。
どちらにしても、雑把にくくれば「嫉妬」であり、A氏は「プライドをいたく傷つけられた」のであり、「何もかもが面白くないのだ」と思う。
今回も他の客様が数人いたので、もうこれ以上言わなかったが、私はむしろ「Aさんはなぜこんなふうに変わっちゃったんだろう」と疑問を呈したT氏のほうが理解できなかった。
彼、近い将来、社長になって大丈夫か…なんてちらっと思っちゃったんだけど。
翌16日に会ったのは30代の常務取締役・T氏。
次期社長になることが、ほぼ、確定している。
現社長とは「赤の他人」。
専務は社長の弟だし、取締役にはT氏の元上司であるA氏や先輩B氏がいる。
つまり、「大抜擢」なのである。
そんないわゆる「エリート」のT氏、「僕がこういう立場になってから、A氏が変わってしまった」と言う。
一生懸命仕事をしている一般社員のやる気をそぐような言動をしたり、陰でT氏の悪口を吹き込んだりしている、というのだ。
さらにT氏、「Aさんは仕事のできる人だし、僕もAさんから仕事を教えてもらったし。こんな人じゃなかったのに、なぜ…」などと言うので、私は当たり前の感覚で「嫉妬の感情はなかなか押さえられないですもんね」と答えたのだが。
T氏の表情「え?(・・?」
私には、その「?」の意味がわからないほど、この場合の「嫉妬」は当たり前だと思っていた。
T氏、「当然、社長は次期後継者ということで、Aさんにも打診したんですよ。でも本人が拒否ったから、僕が…」
でもAさんの「拒否」は、いろんな可能性が考えられるではないか。
打診されて二つ返事で「yes」と言ったら、まるで「待ち構えてた」みたいじゃない。
それはプライドが許さない。
拒否っても拒否っても、「どうしても」と言われるから、「じゃあやってやるか」というストーリィにしたい、と無意識のうちに望んでたのかもしれない。
だとしたら、お鉢があっさり、よりにもよって部下のT氏に回るなんて、許しがたいだろう。
あるいは本当に、「社長なんて絶対お断り」と思ったかもしれない。
それでも、部下が社長に抜擢…は、腹ただしくてならない。
わかるわ、私、この身勝手ないらだち。
どちらにしても、雑把にくくれば「嫉妬」であり、A氏は「プライドをいたく傷つけられた」のであり、「何もかもが面白くないのだ」と思う。
今回も他の客様が数人いたので、もうこれ以上言わなかったが、私はむしろ「Aさんはなぜこんなふうに変わっちゃったんだろう」と疑問を呈したT氏のほうが理解できなかった。
彼、近い将来、社長になって大丈夫か…なんてちらっと思っちゃったんだけど。