CSのヒストリーチャンネルで、
『脳トレ企画~あなたは騙される』
なる番組が放映されていた。
冒頭、こんな実験が。
司会者(←学者です)が、
「これから1枚ずつ、トランプをめくっていきます。赤いカードが何枚あるか、数えてください」
と言って、裏むきに重ねて左手に持ったトランプを、結構な速さでめくっていく。
懸命に数えた。
14枚あった。
「正解は14枚です」
やったっ\(^^)/
私もまだ若いじゃん\(^^)/
「では、メッセージやネコやイヌは見ましたか?」
は? 見てないし。ってか、全部、普通のトランプだったじゃん。
意味がわからん(-_-;)
スローモーションで画像が出た。
わかった。
カードの裏面に、「メッセージが入っているもの」「イヌやネコ、男性や女性の写真がプリントされているもの」が混じっていたのである。
全く気づかなかった。
改めてカードを見せられても、そんなカードがあった記憶は皆無なのだ。
つまり、「赤いカードを数えるのに必死」で、左手に重ねて持っていたカードは「全く見てない」のである。
これは怖いヒトのメカニズムではないか((((;゜Д゜)))
だって、同じものを見たり聞いたり触ったりしても、興味関心のあることしか記憶に残らず、それ以外は「見てない」も同じ、なんて…
気に入ったものだけ記憶するからヒトは生きていかれるんだろうけど、これほど極端とは…(-_-;)
オドロキの新発見だった。