昨日午後の経済学講義、テーマは『日本の財政赤字について』だった。
何と言っても、「入」より「出」が多いのだ。
毎年、赤字。
借金はもはや、「どうやっても返せぬ」ところまできてしまっている。
そして、一番「出」が多いのは「社会保障」なのだそうだ。
どうするのか、この赤字。
講師は若いN准教授。
だからなのか、よく言えば「大胆な」、悪く言えば「冷徹」な意見をいくつも述べた。
例えば、
「弱者への過剰な配慮はやめろ」。
傾いた大企業、高齢者、などへの。
文楽の例まで挙げていた。助成に頼っていては未来がないと。
過剰な配慮は、責任の所在があいまいになり、経済発展のモチベーション喪失につながる、というのだ。
あるいは、
「過去の成功体験にしばられるな」。
1980~90年、日本経済が躍進したのは、「車」と「家電」が要因。
多数の部品が必要な車や家電のインフラは「人口」であり、その上、実直さ、器用さといった特質を持つ日本人にはおあつらえ向きだったのだ。
つまり、たまたま日本に有利な環境だったわけで、これにいつまでもしがみついていてはだめだ、と。
なんの根拠もないし具体的構想もないけど、
ただ、「肌感覚」として、
「社会保障」や「文化」や「伝統」関連にお金が使えるゆとりある社会でありたい、それは無理なんだろうか、と思うんだけど。
経済講座は「1講座1講師」。
2度と会わないだろうから、思いきって質問してみた。
鞠子のQ:過重な負担となっているから、先生は社会保障を削減すべきだと思いますか?
准教授のA:例えば年金は、受給年齢を「平均寿命」に照らし合わせて変えるべきだったと思う。
60歳から支給、65歳から支給というのは、「寿命60歳」が前提になっており、平均寿命がのびてもそのままになっている。
いずれにしても、我々は、「人生80年。年金なし」を念頭に、人生プランを立てたほうがよい。
…うゎ、定年と同時にすっぱり退職しようと思ってたのに、ダメなのか…(-_-;
何と言っても、「入」より「出」が多いのだ。
毎年、赤字。
借金はもはや、「どうやっても返せぬ」ところまできてしまっている。
そして、一番「出」が多いのは「社会保障」なのだそうだ。
どうするのか、この赤字。
講師は若いN准教授。
だからなのか、よく言えば「大胆な」、悪く言えば「冷徹」な意見をいくつも述べた。
例えば、
「弱者への過剰な配慮はやめろ」。
傾いた大企業、高齢者、などへの。
文楽の例まで挙げていた。助成に頼っていては未来がないと。
過剰な配慮は、責任の所在があいまいになり、経済発展のモチベーション喪失につながる、というのだ。
あるいは、
「過去の成功体験にしばられるな」。
1980~90年、日本経済が躍進したのは、「車」と「家電」が要因。
多数の部品が必要な車や家電のインフラは「人口」であり、その上、実直さ、器用さといった特質を持つ日本人にはおあつらえ向きだったのだ。
つまり、たまたま日本に有利な環境だったわけで、これにいつまでもしがみついていてはだめだ、と。
なんの根拠もないし具体的構想もないけど、
ただ、「肌感覚」として、
「社会保障」や「文化」や「伝統」関連にお金が使えるゆとりある社会でありたい、それは無理なんだろうか、と思うんだけど。
経済講座は「1講座1講師」。
2度と会わないだろうから、思いきって質問してみた。
鞠子のQ:過重な負担となっているから、先生は社会保障を削減すべきだと思いますか?
准教授のA:例えば年金は、受給年齢を「平均寿命」に照らし合わせて変えるべきだったと思う。
60歳から支給、65歳から支給というのは、「寿命60歳」が前提になっており、平均寿命がのびてもそのままになっている。
いずれにしても、我々は、「人生80年。年金なし」を念頭に、人生プランを立てたほうがよい。
…うゎ、定年と同時にすっぱり退職しようと思ってたのに、ダメなのか…(-_-;