大企業で働く方が、中小企業で働くより幸せだ。
大企業の方が、中小企業より優良だ。
大企業で働く人の方が、中小企業で働く人より頭がいい。

…などという方程式が100%正しい、なんて、今や誰も思っていないだろう。
正しい場合もあるが、正しくない場合もある。
また、個々人によっても違うだろうし、待遇とかやりがいとか、項目をしぼったら、答えが変わってくる。

じゃあ、これはどう?

「所得格差などさまざまな格差の根元に横たわっているのが教育格差ではないかと思います」

「日本を代表する東京大学がその在校生の家庭の所得状況を調べたところ゛半数以上゛の家庭は高所得世帯だったそうです」

「良い教育を受ければ、一流企業などへ就職する機会が広がり、高所得が期待できます」

「だから、小学校からの英語教育、ICT教育、理数科教育への先進的取り組みなど、子どもが平等に質の高い教育の機会を受けられるよう…」

つまりこの方の考え方は、
「家庭が裕福」だと、お金を出せるから「よい教育を受け」られ、東大に行ける可能性が高くなり、はては「一流企業」に就職できて高い報酬が得られる、ということでしょう。

「よい教育」とは、受験に勝てる教育、で、「一流企業」とは大企業をさし、とにもかくにも「問題は金だ」、と読めてしまう。

単純が過ぎやしないか(-_-;)

「この方」、私の住んでる市の市長(-_-;)
次の選挙には、票、入れたくなくなった(-_-;)