ナミダのクッキングNo.1489 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

[驚きの相似形]

○歯が…  歯が…

今日は抜髄した奥歯にかぶせものをする日だった。

名前を呼ばれて診察台へ。
そこには既に、まがまがしい私用の治療用具が一式、セットされている。
その中に、先回とった私の歯型があった。
さらには、その歯型のかぶせるべき歯奥1本に、作られたかぶせものがかぶっていた。

…似てる、似すぎてる。私の口中にそっくり(-_-;)
そしてかぶせものは、私から抜いた本物の歯のような存在感を放っていた。

あははは(^。^;)
あたりまえだが、思わず吹き出しそうになった。
まさしく私の口中そのものが、私と向かい合っているのである。

しばらく待たされたので、ずっと我が口中と見つめあっていた。

…驚きの相似形。

おかしな気分だった。


○犬が…  犬が…

銀行の駐車場を出たところに、車が1台、信号待ち。
助手席で、オジサンが犬を抱いていた。
ミニチュアダックスフントだ。

…目があった。
オジサンと。いや、犬と。
いや、正確には、「オジサンとも犬とも目があった」。

あははは(^。^;)
もう、言葉にできないほどそっくり。
顔だち、顔つき、表情、視線…全く同じ。

…驚きの相似形(-_-;)

このオジサンとわんこ、
声も似ているに違いないと確信した。


○論文が…  論文が…

読書トモTさんから、太宰治について書かれた論文をもらった。
書いたのは、Tさんの娘、Mちゃんだ。

Mちゃんは、私が追っかけをしているエクステンションカレッジのH教授のゼミ生で、昨春、大学院を卒業した。
つまりいただいた論文は、H教授の指導下で書かれた卒業論文なのである。

…読んだ。
ガクゼンとした。
書きぶりが、あまりに「H教授にそっくり」だから。

H教授の論文集を2冊持っているが、言い回し、文の流れ、漢字の使い方、事例の挙げ方…全く似ている。

…驚きの相似形(-_-;)

しかしこれは、笑えないぞ。
驚きと同時に、嫉妬がふつふつ沸き上がってきた。

…私など、こんなに追っかけているし、何度もレポートを書いてきたが、文章は、似ても似つかぬ。

教えに順応し、同化していく若さと頭脳がうらやましい。