歌舞伎座2日目。
ドシロートと言われようとミーハーと言われようと、やっぱり「大向こうより前の方の席が断然いいっ!」

今日は、花道真横、前から4列目という夢のようなお席。

『寿式三番叟』では、染五郎さんと松緑さんが、私の目の前で舞った(@ ̄□ ̄@;)!!

『熊谷陣屋』では、幸四郎さんが、私の目の前で慟哭した(@ ̄□ ̄@;)!!

今回の歌舞伎座公演。
鞠子賞は、この幸四郎さんだった(*^▽^)/★*☆♪

慟哭シーンは圧巻。
我が子・小次郎を敦盛の身代わりに殺した直実(←幸四郎さん)は、すべてを捨て僧として生きる道を選ぶ。
妻の相模や義経、景高、藤の方らに見送られながら、法然上人の元へ向かう直実。
これまでの自分の人生を思い、慟哭するのである、私の目の前で。

地の底から響くような「慟哭」。
…私も一緒に泣いた((T_T))

幸四郎さん、素足にわらじ、だったのだが、その足、爪の形のきれいなこと。
足のお手入れもするのかなあ。
重い衣装とハードな動きで酷使すると思うんだけどな。

…ということで、鞠子賞の話題は以上。

…やっぱり私は吉右衛門さまが一番。
今日は、『井伊大老』で主役の井伊直弼を演じた。
この前、映画『柘榴坂の仇討』でも井伊直弼役だったけどね。

側室・お静の方(←芝雀さん)をそっと抱きしめるシーンなど、頭に来るほどうらやましかった。

吉さまって、年を取るごとにステキになる。
若いころの『右門捕物帖』より、今の方が断然いいっ!

懐の深さが違うんだわ。

吉さまに、こんなふうにそっと抱かれて「私に任せて」なんて言われてみたいっm(__)m
…考えただけでも大泣き((T_T))

さて、来年1月、新春大歌舞伎は、
『番町更屋敷』
『女暫』
『黒塚』

吉さまはもちろん、猿之助さん、染五郎さん、勘九郎さん、さらには玉三郎さんもお出になる。

また行くっ!…に違いない(-_-;)(-_-;)



とい面の幸煎餅さん前から撮りました。
幸煎餅、美味です。
歌舞伎座に来たときは、必ず寄ります。