「メサイア」演奏会が終わった。

演奏会が終わるたびに思うんだけど。
結構ハデに落ち込んじゃうのである。

それは、
この部分をシクった…とか、練習で指摘されたことができなかった…とか、反省するから、ではなくむしろ、

もう、2度と、この曲を歌う機会はないだろな、と思うからである。

今日の「メサイア」演奏会は抜粋。
会場となった町の公民館ホールの全面建てかえにからみ、次は、全曲歌う可能性もあるかもしれない、とのこと。
しかし、仕事の都合や体調いかんで、その機会に加われるかどうか、わからない。

演奏会は一発勝負だ。
これがあるから頑張れる、のも事実。
だけど、演奏会だけのために歌っているわけではない。

私は、とにかく、繰り返し繰り返し、練習したい。
そして特に、まずいところを指摘してほしい。

そもそも、週一回、半年間の練習で『メサイア』が歌えるわけがなく、不完全なままでもう練習がない、ということがストレスなのである。

…と、そのよな繰り返しで、もうウン十年、歌い続けてんのである。