ナミダのクッキングNo.1310 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

今朝、客様S氏から「Tさんが倒れて救急車で運ばれた」との連絡が入った。
容態は思わしくない、という。

T氏も、うちの客様だ。
まだ40代。
スポーツマンでいかにも健康そうな外見だが、「飲・食・煙」もかなり豪快で、ドクターストップがかかっていたらしい。

S氏とT氏は、プライベートでも親しくしていた。
だからT氏の奥様が、S氏に、「しばらくすべての予定をキャンセルする旨、仕事関係で知らせるべきところは知らせてほしい」と頼んだらしい。
それでS氏は、うちの職場に連絡してきたのだ。

先週、一泊研修でご一緒させてもらったばかりなのに。
…信じられなかった。

…と、動揺する間もなく、職場には、いろんな人から次々と、T氏に関する問い合わせの電話がかかり始めた。
「かけてくるほど関わりのなさそな人」からもかかってくる。
何でT氏の急病を知ったのか。

…その理由を知って、驚いた。

S氏がFacebookだかLINEだかに書き込んだのだ。
社名や名前はアルファベットにしたものの、「知ってる人なら丸わかり」の状態で。

これ、おかしくないか?
何かとても嫌な気分になった。

奥様が「病気をオープンにしてくれ」と言ったのだろうか?
突発的に起こった深刻な状況で、そんなこと言うだろうか?

割りきれない気持ちで電話の対応をしているうち、新しい情報が書き込まれたとオトコ後輩が読み上げた。

「Tさん、緊急手術。ただいま集中治療室。面会謝絶。予断許さず」

…完全にブチ切れた。
面白半分に書いているわけではないだろう。
T氏とS氏の普段の関係からしても、S氏は病状を心配しているに違いない。
だったらなぜ、こんな実況中継するのか。
逐一報告することで、心配している他の友人を安心させようと思っているのか。

病気は、究極の個人情報だと思う。
たとえ肉親であっても、本人の承諾なしに、FacebookやLINEに載せるものではない。

私なら、
自分の知らないところで、こんなふうに情報を出されたら黙っちゃいない。
絶対に嫌だ。
そっとしておいてほしい。
こんなことされたら、S氏を糾弾する。

私の考えはおかしいか?

最悪の場合、やっぱりS氏はFacebookやLINEで情報を流すのだろうか。

今もものすごく、たまらなく、嫌な気分。