仕事でG社の工場見学に行った。
最初に社長室で、社長のH氏から会社の概要をお聞きしたのだが、その際、天井隅に神棚があるのを見学者の一人であるN工業のS社長が見つけ、「きちんとお祀りされてるんですね」と感心した旨の発言をした。
だが、H社長、曰く、
「僕は全く信じてないんです。神棚は必要ないと思ってるんですが、こだわる社員がいるので、好きにやらせてるんです」
…以後、しばし神棚談義に花が咲いた。
冒頭、発言したS社長は、朝のミーティングの時、社長自らお経だか祝詞だか発声し(←私は専門用語が全くわからない)、それに合わせて社員一同、神棚に手を合わせるのだそうである。
「一種のケジメ。みんな、気持ちがあらたまる。やらないと気持ちが悪い」、と言う。
H社長は苦笑いしていた。
私自身は、「神棚に手を合わせろ」と強制された段階でアウトだが、反面、無宗教だから、わずか数分、手を合わせるだけで給料増です、などと言われたら、平気でやっちゃうかもしれない。
N工業の社員の中にも、そんな考えの人、いるだろな。
だけど、信心深い人は、耐えられないかもしれない。
N工業は、高所の作業も多いので、深刻な労災事故が起こる可能性が高い。
だから神仏を大切にするのだろうと思う。
でも、やっぱり、
信仰の自由は保障されるべき権利だ。
S社長のやり方は、やっぱりハテナマークがつく。
そもそも、私のように、形だけ「拝んだふり」をしても意味がない、と思うのだが。
最初に社長室で、社長のH氏から会社の概要をお聞きしたのだが、その際、天井隅に神棚があるのを見学者の一人であるN工業のS社長が見つけ、「きちんとお祀りされてるんですね」と感心した旨の発言をした。
だが、H社長、曰く、
「僕は全く信じてないんです。神棚は必要ないと思ってるんですが、こだわる社員がいるので、好きにやらせてるんです」
…以後、しばし神棚談義に花が咲いた。
冒頭、発言したS社長は、朝のミーティングの時、社長自らお経だか祝詞だか発声し(←私は専門用語が全くわからない)、それに合わせて社員一同、神棚に手を合わせるのだそうである。
「一種のケジメ。みんな、気持ちがあらたまる。やらないと気持ちが悪い」、と言う。
H社長は苦笑いしていた。
私自身は、「神棚に手を合わせろ」と強制された段階でアウトだが、反面、無宗教だから、わずか数分、手を合わせるだけで給料増です、などと言われたら、平気でやっちゃうかもしれない。
N工業の社員の中にも、そんな考えの人、いるだろな。
だけど、信心深い人は、耐えられないかもしれない。
N工業は、高所の作業も多いので、深刻な労災事故が起こる可能性が高い。
だから神仏を大切にするのだろうと思う。
でも、やっぱり、
信仰の自由は保障されるべき権利だ。
S社長のやり方は、やっぱりハテナマークがつく。
そもそも、私のように、形だけ「拝んだふり」をしても意味がない、と思うのだが。