[日常にひそむ小っちゃな恐怖]
○わけのわからないもの
朝、うちの駐車場に黒っぽい塊があった。
朽ちた落ち葉かと思ったのだが、近づいてみたら、それは猛烈な数の「アリ」だった。
何かにたかってウゴウゴうごめいている。
ぞっとした…
それだけではない。こわごわ観察したら、たかられている何かが「正体不明」なのである(-_-;)
例えば死んだ昆虫とか飴玉とかならわかる。
今日のそれは、「比重の重いゲル状の塊」に見える。
色は汚れた透明…みたいな、見たことのない色。
全く背中がむずむずするよな気持ち悪さ。
出勤前で時間もないし、草花用の殺虫剤を思いきり噴射しといたが。
○ひとりきり
いつもより早めにスイミングに行ったのだが、育成クラスやら中学生クラスやらで大混雑。
自由に使える5、6コースには、これまたプロみたいな若いのが泳いでいた。
それで、ストレッチを兼ねて歩行コースで歩き、6コースのプロはだしがあがるのを見てから移動し、泳ぎ始めた。
トロトロながら、まず500メートル。
今日に限ってそこで一旦立ち止まった。
…ら…
誰もいないじゃないかっ(@ ̄□ ̄@;)!!
育成選手も中学生もプロはだしも。
さっきまで大混雑していたのに、今や私ひとりしかいないのである。
信じられない…
8コースあるプールの真ん中に私一人。
私のたてる水音しかしないなんて。
これは、かなり怖い((((;゜Д゜)))
○スイミングの怪談
その後、ジャグジーや更衣室では人がいてよかったのだが。
家に帰ってから、スイミングに傘を忘れてきたことに気づいた。
ちぇっ、ついてない。
ま、明日も泳ぎに行くか…と思ったのだが、おそらく、明日では傘はなくなっているだろう。
骨数が多いおされな傘だ。
…迷った結果、取りに行くことにした。
傘立ては外にある。
駐車場はチェーンで閉めてあるが、歩いてくぐればよい。
それでスイミングについたのが日付の変わる少し前。
チェーンをくぐった。
…ことはいいのだが、怖いのなんのって。
とにかく真っ暗なのである。
さっきまで、色とりどりの電気が輝き、車がいっぱい停まってて、老若男女が出入りしてたのに、今や、物音一つ、ない。
そのギャップを考えると、ますます怖くなる。
…てなことで、今日はプチ恐怖を味わった1日だった。