ナミダのクッキングNo.1201 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

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今日、ちょっぴり悲しかったこと…

新聞の折り込みに「ご愛用者の皆さまへ 新聞販売のルールを守ります」と大書したチラシが入っていた。

最初はやり過ごしたが、よく読んでみたら、なんかヘンなのである。

新聞界には景品提供や訪問販売のルールがあり、私たちはこのルールを順守していきます…というのだが、これって新聞社の「決意表明」だよね。

このよな決意表明をする意義がどこにある?
黙って順守すればよいではないか。

おまけに、最初の見出しはこれだ。

「新聞購読契約に際して高額な景品を差し上げることはできません」

…こう書かれると、読者側が「高い景品、よこせ」と要求している、という前提にとれるではないか。

あえて書くなら「高額な景品は差し上げません」だろ。
それとも、購読を勧めに行くと「おたくの景品は洗剤? 別の新聞社は国産車1台、って言ったぞ」なんて言う人が、大勢いるのだろうか。

まだある。

「契約期間中であっても、やむを得ない理由があれば解約できる場合があるので、新聞販売所に相談されたし」として、やむを得ない場合の例の1つに、

「ルールを超える景品提供があったとき」

…と記されているのである。

だけどさ、
「国産車1台もらって契約した」ことは、読者側からすれば、購読中止の直接的な理由にはならないだろう。
むしろ、
ルールを超える商品提供があったら即通報してくれ、の方が、現実的だと思う。

新聞社も生き残りをかけて必死なので、お互い牽制の意味も込めて折り込んだのかもしれないけど。
営業モラルは同業者間で確立してくれ、と物申したくなる折り込みであった。