アメブロ告解室。
神様、わたくしは今日、おぞましい罪を犯しました。
仕事帰りにスーパーに寄ったのです。
明日の朝食用パンを買うために。
スーパー内にあるパン屋さん、そうです、トングで好きなパンを紙製トレイに載せて購入するタイプのパン屋さん、そこで、あんフランスとくるみチーズのパンを備えつけのビニール袋に入れたんです。
ええ、トレイは使いませんでした。
エコに配慮したからです。
それから店内をうろうろし、惣菜コーナーでからあげのパックを見た時に気づいてしまった。
今日が5月8日であることに。
あわてて、買い物カゴに入れたパンを見ました。
消費期限は「5月8日」。
そうです、今日中に消費しなければならないのです。
私は、明日の朝食用パンがほしかったのです。
今日、パンを食べる予定はありません。
つまり、今、カゴに入っているパンはいらないのです。
これらのパンではなく、消費期限が5月10日の「クロワッサン3個入」を買わなければ目的は達せられない。
でも、今さらふたたびトングを使ってパンを棚に戻し、ビニール袋を捨てるのは、相当の勇気が必要でした。
いや、「そんなこと、できない」、と思ったのです。
迷い、苦しみ、その結果私は…
「あらればかり並んでいるコーナーの棚」、中でも在庫が少なかった特売の「柿の種」の後ろに、あんフランスとくるみチーズのパンが入った袋をそっと置き去りにしたのです。
そして、素知らぬ顔でパン屋さんに戻り、クロワッサン3個入の袋をカゴに入れました。
ああ神様、
罪深い子羊をお許し下さい。
なお、スーパーは、職場と目と鼻の先にあります。
ほとぼりがさめるまで、近寄らないことを誓います。