時間つぶしに入った本屋さんで、前から気になっていた本を見つけた。
外山滋比古『自分の頭で考える』
とりあえずは、立ち読み。
それで、長年のナゾがひとつ解けた。
前にブログでも書いた、このナゾ。
幼稚園児が運動会の絵を描くと、足がヘンテコな方向にはね上がってたり、玉入れの玉が顔より大きかったりして、一見、ハチャメチャなのに、運動会の楽しさがヒシヒシ伝わってくるのはなぜなんだろう。
大人になるにつれ、バランスがどうの、構図がどうのと見ばえが気になりだすのはなぜなんだろう。
外山先生、その理由を「知識だ」とバッサリ言い放つのである。
知識は思考の代用をする。
だから知識が豊富な人は、いちいち考えるまでもない。
つまり、知識が増えるにつれ思考力は低下する傾向にある。
…と言わっしゃるのである。さらに、
新生児を見てみろ。
知識はほぼゼロ。
だから、あらゆるものを考え、感じ、反応し、忙しくてたまらない。記憶力など働かせているヒマがない。
五感が鋭い。
ところが、知識が増え、記憶力が増すと共に、五感は衰える。
…そうかあ、妙に納得した。
知識が乏しい間は、五感がすべてなんだ。
五感で得たものだけで、絵を描く。
だから、早い走りを感じて足がはねあがり、かごになかなか入らない玉を見て、大きな赤玉を描く。
…なるほどな。そういうことか\(^.^)/
気をよくして、外山先生の本『日本語の作法』も合わせて購入しちゃいました。
外山滋比古『自分の頭で考える』
とりあえずは、立ち読み。
それで、長年のナゾがひとつ解けた。
前にブログでも書いた、このナゾ。
幼稚園児が運動会の絵を描くと、足がヘンテコな方向にはね上がってたり、玉入れの玉が顔より大きかったりして、一見、ハチャメチャなのに、運動会の楽しさがヒシヒシ伝わってくるのはなぜなんだろう。
大人になるにつれ、バランスがどうの、構図がどうのと見ばえが気になりだすのはなぜなんだろう。
外山先生、その理由を「知識だ」とバッサリ言い放つのである。
知識は思考の代用をする。
だから知識が豊富な人は、いちいち考えるまでもない。
つまり、知識が増えるにつれ思考力は低下する傾向にある。
…と言わっしゃるのである。さらに、
新生児を見てみろ。
知識はほぼゼロ。
だから、あらゆるものを考え、感じ、反応し、忙しくてたまらない。記憶力など働かせているヒマがない。
五感が鋭い。
ところが、知識が増え、記憶力が増すと共に、五感は衰える。
…そうかあ、妙に納得した。
知識が乏しい間は、五感がすべてなんだ。
五感で得たものだけで、絵を描く。
だから、早い走りを感じて足がはねあがり、かごになかなか入らない玉を見て、大きな赤玉を描く。
…なるほどな。そういうことか\(^.^)/
気をよくして、外山先生の本『日本語の作法』も合わせて購入しちゃいました。