ナミダのクッキングNo.1113 | 鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

鞠子のブログ『ナミダのクッキング』

今日、ちょっぴり悲しかったこと…

しつこい風邪の次は、口角炎(←よくある展開)。
唇の右端が、みっともなく切れている。

おまけに、朝、鏡を見たら、右目の目頭側が充血しているではないか。
いままで見たことのないよな充血状態だ。
一本の太い血管が腫れ上がっているみたいな。

…定時と同時に退社し、今日は眼科へ。
毎日、どこかの病院に行っている、悲しい今日この頃なのである。

ところでかかりつけ眼科の待合室、カウンターの上に、熱帯魚の水槽が置いてある。

マスクにメガネという「強盗スタイル」の私は、本を読む気力もなく、ボケーっと熱帯魚たちを見ていた。

何と色鮮やかなことか。

1つは知ってるヤツ。
『ファインディング・ニモ』のモデルだったとか、実は違う種だったとか言われたカクレクマノミ。

あとは知らない。
知らないが、「上半身がショッキングピンクで下半身がレモンイエロー」なヤツとか、「背中にウルトラマンの頭みたいにシュッとシルバーが入っている」ヤツとか、「全身がスケルトン」でスケスケなヤツとか、それぞれが見事ないでたちなのである。

見とれているうちに、気になって仕方なくなった。
はたしてコヤツらの色合いは、人為的に造られたものなのか?
それとも自然にこうなるのか?

…前者だとしたら、気の遠くなる操作が必要だと思うし、後者だとしたら、目立ちすぎて、敵に存在を誇示するハタ迷惑な遺伝だ。

いずれにしても、厄介な運命を背負って生きてんだね、キミたちは…
水槽の中に造られたエセ海底をゆうゆう泳ぐ熱帯魚が、何だか気の毒に思えてきた。

悲しくなったので、
水槽から視線をはずしたら、水槽の横に、
東京スカイツリーの模型が置いてあるのを見つけた。
ホンモノよろしく、いろんな色にライトアップされている。

色とりどりの熱帯魚。
色とりどりのスカイツリー。

…目にはよくないんじゃないか、これら。

…そうか、売り上げアップに一役かってる看板魚と看板オブジェであったか(-_-;)

…よけいに悲しくなってきた((T_T))