朝刊を見てびっくりした。
山口県周南市金峰の事件。
横溝正史の世界、みたいな。
アナタも見たでしょ?

ほぼ同時に民家2軒から出火。そこから3人の遺体が発見され、近くの民家2軒からも、2人の遺体が見つかった。
亡くなった5人とトラブルがあったらしい63歳の近所の男性が所在不明になっているとのこと。

驚いたのは、
この事件が、人口14名という限界集落で起きたこと。
そのうち10名が65歳以上。子どもはいない。
だから、3分の1ほどの人が一気に殺害されてしまった、ということだ。

所在がわからなくなっている男性は、一度この集落を出てから戻ってきた人らしい。
ところが戻ってきてから、まわりの人と挨拶も交わさず孤立していた。

それならなぜ、戻ってきたのか。
この男性の心の中には、どんな闇があったんだろう。

つけびして
煙り喜ぶ
田舎者

男性の家の窓には、以前からこの貼り紙がしてあったらしい。

完全に閉じられた集落。みんなが助けあっていたに違いない。
だからこそ、「和を乱す者」にどう相対していたか。

みんなで支え合わなければ生きていけないコミュニティの明と暗。

想像すると怖くなる。





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