耳も目も肥える。(もちろん、カラダも肥える、が)
じゃあ、オマエ、やってみろ(`Δ´)…と言われてもできやしないのだが、人の音が、人の文が、気になって仕方がない。

[音]

今日は演奏会だったんだけどね、私の後方にいた男性(ベース)の声が、気になって仕方がなかった。

その彼、自信のあるところだけ、やったらとデカイ声になる。
それも、「親の仇っ!」ばり、あるいは、キタジマサブローばりの「ド演歌調」の声なのだ。

おいおい、BACHの受難曲にそれはないだろ-が。

…そしても1つ困ったことに、自信のないとこは…

無音(-_-;)

振り向けないからわかんないが、口パクすらしてないんじゃないかというほど、「無音」。

大音量と無音。
落差、ありすぎ。
歌いにくっ(-_-;)

ウン十年前、この合唱団に入った時、ステージに立たせてもらえるだけでも無上の喜びだったのに。
発声とか呼吸法とかそれなりに勉強し、有名な団の演奏会に積極的に足を運んだ結果、

…耳、肥えてしまった…

人の音がめっちゃ気になる。
じゃあ自分はどうなのか、と考えると、

…怖すぎるものがある(-_-#)…


[文章]

仕事で。
後輩の書いたものに目を通すと、イライラする。
文法の間違いは、何とでもなるが、特にアタマにくるのは…

「知ってるコトバ、すべて並べてみました(^_^)v」的文章。

あるいは、

「思いっきり持ち上げました」的ちょうちん文章。

それから、

「何が言いたいのか、自分でもワカリマセンが、一応書きました」的文章。

エクステンションカレッジや文学学校で、名作に触れすぎてしまったため、考えずに書いたとしか思えないよな軽薄な文章を「見て下さい」と持ってこられると、アッタマにくる(`Δ´)

…だけでなく、

自分で書いたものも、なかなか納得&妥協できず、自分で自分の首を締める結果に陥っておる((T_T))

いったい、「名作に触れる」というのは、不幸の始まりではないのだろうか(-_-;)