会議残業で疲れはてた帰り道、客様であるI社のI社長から電話がかかってきた。
運転中の旨、告げたら、「家についたら、折り返し電話してほしい」と言う。
夜10時過ぎに電話せよ?
…これは、何かあったな…
…疲れ、倍増した。
仕方ない。
家につき、覚悟を決めて電話した。
あれれ、I社長、酔ってる。
そして、「酔ってるから支離滅裂かもしれんけど」
と、前置きして、意外なことを言い出した。
今日、ものすごくうれしいことがあった、と言うのだ。
それは、
2年前、新卒で入社してきたS君のこと。
実は彼、I社長の会社と同業であるN社の役員の息子だったのだ。
N社はその業界の老舗。なおかつ地元の優良企業。
I社長にとっては、「目標とすべき会社」だ。
S君は、そのことを隠していた。というより、「言う必要はない」と思っていた。
今日、ひょんなことからその事実が明るみに出たのだが、何でもS君、就職が決まった時、父親に報告したら、すごく喜んでくれて、「I社はいい会社だから、がんばれ」と言われたらしい。
そのことを知って、I社長はとてもうれしかった、と言うのだ。
…そりゃ、うれしいだろうなあ。
気持ち、わかるよ。
酔って上機嫌のI社長。
実はこの人、「飲めないから飲まない」人なんだよねぇ。
よっぽどうれしかったんだ。
ただアタシは、クレームじゃなかったと知った途端に疲れがぶり返し、その上、「夕食もまだ」ときてる。
テキトーに相づち打って聞いたふりしてしまった。
ゴメンナサイ(/。\)
その話はいずれまた、ゆっくりと。
運転中の旨、告げたら、「家についたら、折り返し電話してほしい」と言う。
夜10時過ぎに電話せよ?
…これは、何かあったな…
…疲れ、倍増した。
仕方ない。
家につき、覚悟を決めて電話した。
あれれ、I社長、酔ってる。
そして、「酔ってるから支離滅裂かもしれんけど」
と、前置きして、意外なことを言い出した。
今日、ものすごくうれしいことがあった、と言うのだ。
それは、
2年前、新卒で入社してきたS君のこと。
実は彼、I社長の会社と同業であるN社の役員の息子だったのだ。
N社はその業界の老舗。なおかつ地元の優良企業。
I社長にとっては、「目標とすべき会社」だ。
S君は、そのことを隠していた。というより、「言う必要はない」と思っていた。
今日、ひょんなことからその事実が明るみに出たのだが、何でもS君、就職が決まった時、父親に報告したら、すごく喜んでくれて、「I社はいい会社だから、がんばれ」と言われたらしい。
そのことを知って、I社長はとてもうれしかった、と言うのだ。
…そりゃ、うれしいだろうなあ。
気持ち、わかるよ。
酔って上機嫌のI社長。
実はこの人、「飲めないから飲まない」人なんだよねぇ。
よっぽどうれしかったんだ。
ただアタシは、クレームじゃなかったと知った途端に疲れがぶり返し、その上、「夕食もまだ」ときてる。
テキトーに相づち打って聞いたふりしてしまった。
ゴメンナサイ(/。\)
その話はいずれまた、ゆっくりと。