職場のオトコ後輩たちは、私がとある懸念を話したら、一様に「あきれてモノが言えん」的表情をしていた。
とある懸念は、「夢」から派生した。
夢の中で、私とO社長は恋人同士になっていた。
O社長は、実在の客様だ。
実際は、挨拶し、雑談する程度の間柄で、私にとっては、可もなく不可もなく、でも決してタイプじゃない…という客様。ただし担当のオトコ後輩Eに言わせると、「妙なところにチマいヤツ」とメッタ斬り。
それよりなによりO社長は、私より10歳くらい年下のオトコのコなのである。
夢の中のO社長は、それはそれはステキだった。
すごくいい彼氏。温かい言葉、優しいしぐさ。甘いささやき…私とO社長は、周囲をハートマークで埋めつくされ、幸せ飽和状態だった。
問題は実世界、だよ。
O社長は、ちょくちょく事務所にお越しになる。
電話もしょっちゅうかかってくる。
…そんな時、今まで通りの対応ができるだろうか。
実は自信がないのだ、私。
顔を見たら、赤面して、まともに話ができないような気がする。
夢の中で言ってくれたこと、してくれたこと、恋人だから当然の成り行きと言える行為(←想像に任せる)etc…
思い出してしまいそう…
…そんな懸念を話したら、オトコ後輩たちは、完全に「異形の者を見る目付き」になっていた。
後輩Tにいたっては、
「念のため確認しますが、O社長は鞠子さんのタイプじゃないんですね?南朋さんとは似ても似つかないですよ。違うんですね」
と何度も念を押していた。
ああ、O社長に会いたくない(-.-;)
まともに対応できそにない(-.-;)
やっぱ私、どこかヘン?