地下鉄を待っていた時、目の前にパパと娘の親子コンビがいた。
若過ぎるパパと幼稚園児っぽい娘。
とにかく、パパの若さがハンパない。
ジーンズはずり落ちそうだし、かかとは踏んでるし、フードつきのパーカーが、いかにもカッコいい今風の後ろ姿。
娘も、そのままヒップホップダンスできそうな、お洒落ないでたちだ。
鞠子オバサンの第一印象、
このパパ、自分が子どもみたいじゃん。まともに子育てできるのか??
…そして、お節介満々の視線をチラチラ送っていた。
(←子育ての経験もないくせにさf^_^;)
ところが、意に反してこの二人、
「友だちみたい」に楽しげなのだ。
お互いにちょっかいを出しながら、最後に娘がパパにしがみつく。
パパも、かわいくてたまらないらしく、ギュッと抱き寄せたりしている。
見ていて、とっても幸せな気分になった。
地下鉄の中で、私は彼らと向かい合う位置に座った。
正面から見たら、
あ、もしかして、彼はパパじゃなくて、お兄ちゃんかもしれない…と思うほど、若い男の子だった。
ほどなくして、娘(妹?)とパパ(兄?)は、もたれ合ってウトウトし始めた。
パパでも兄でも、彼らのほほえましい様子には、ほんとに癒された。
さて、その地下鉄で向かったエクステンションカレッジ 。
オペラ講座でメノッティの「アマールと夜の訪問者」が取り上げられた。
子どもが空想した世界が表現されており、まるで「絵本のオペラ版」みたい。内容も音楽も、親しみやすい。
そしてなにより、貧しい暮らしの中、夢見がちな息子とママのやりとりがすごくあったかいし、王様たちが優しくて滑稽で、思わず「子どもと一緒に観たら楽しいだろうな」と、あり得ぬ空想をしてしまった。
12月に入ってから、仕事もプライベートも暗澹たる出来事ばかりで、深海にいるよな真っ暗闇なんだけど、「地下鉄」といい「アマールと夜の訪問者」といい、闇にしばし光がともったような、久々にそんな時間を過ごしました。
若過ぎるパパと幼稚園児っぽい娘。
とにかく、パパの若さがハンパない。
ジーンズはずり落ちそうだし、かかとは踏んでるし、フードつきのパーカーが、いかにもカッコいい今風の後ろ姿。
娘も、そのままヒップホップダンスできそうな、お洒落ないでたちだ。
鞠子オバサンの第一印象、
このパパ、自分が子どもみたいじゃん。まともに子育てできるのか??
…そして、お節介満々の視線をチラチラ送っていた。
(←子育ての経験もないくせにさf^_^;)
ところが、意に反してこの二人、
「友だちみたい」に楽しげなのだ。
お互いにちょっかいを出しながら、最後に娘がパパにしがみつく。
パパも、かわいくてたまらないらしく、ギュッと抱き寄せたりしている。
見ていて、とっても幸せな気分になった。
地下鉄の中で、私は彼らと向かい合う位置に座った。
正面から見たら、
あ、もしかして、彼はパパじゃなくて、お兄ちゃんかもしれない…と思うほど、若い男の子だった。
ほどなくして、娘(妹?)とパパ(兄?)は、もたれ合ってウトウトし始めた。
パパでも兄でも、彼らのほほえましい様子には、ほんとに癒された。
さて、その地下鉄で向かったエクステンションカレッジ 。
オペラ講座でメノッティの「アマールと夜の訪問者」が取り上げられた。
子どもが空想した世界が表現されており、まるで「絵本のオペラ版」みたい。内容も音楽も、親しみやすい。
そしてなにより、貧しい暮らしの中、夢見がちな息子とママのやりとりがすごくあったかいし、王様たちが優しくて滑稽で、思わず「子どもと一緒に観たら楽しいだろうな」と、あり得ぬ空想をしてしまった。
12月に入ってから、仕事もプライベートも暗澹たる出来事ばかりで、深海にいるよな真っ暗闇なんだけど、「地下鉄」といい「アマールと夜の訪問者」といい、闇にしばし光がともったような、久々にそんな時間を過ごしました。