これは一昨日のブログと違い、実際にあった話です。

客様N社長にお願いしたいことがあり、携帯に電話した。
留守電になって、つながらない。

一時間ほど経ってから、もう一度、電話した。
やっぱり留守電だ。

参った。海外出張だったらどうしよう。少々急ぎの用なのだ。
そこで会社に電話をしてみたら、「さっきまで社内にいましたが、出かけました。携帯にかけてみて下さい」、と言われる。
こうなると、着歴を見て、折り返してくれることを期待するしかない。

…が、結局、かかってこなかった。
それで、その日はあきらめた。

翌日、再び電話してみた。
これがまた、留守電なのだ。

なんかおかしい…

こちらのお願いで電話してはいるのだが、焦りと腹ただしさでイライラしてきた。
今、電話に出られなくても、こんなにたびたび電話してるんだもん。状況を察して、そちらから電話しろよっ!…なぁんて。

それがね…
しばらくして、「カワイ」と名乗る人から電話がかかってきた。
そしてのっけから、

「申し訳ありませんでした」
と勢いよく謝ったのである。

なに?なに?なに?
謝られる理由がわかんない。
それに、カワイさんってどこのカワイさん?

「何度も電話をいただいたようですが、連絡が遅れて申し訳ありませんでした。ところでおたくは誰ですか?」

はぁ?ちんぷんかんぷんだ(-_-メ)

こっちも聞きたいさぁ、「そちらこそ、どちらさま?」って…

ちぐはくなやりとりをする間に、ようやく読めてきた。

単純な理由だった。

うちの職場に登録してあるN社長の携帯番号が微妙に間違っており、それがカワイさんの携帯番号だったのである。

つまり、
連絡を待ち望んだN氏の携帯には、何の痕跡も残せていなかったのである。

そうして1日、お願いが遅れた結果、色よい返事がもらえず、2日間のくたびれ儲けと相成った。

いずれにしても、
どこかのカワイさん、申し訳ありませんでしたm(__)m