読書トモBFと、本の交換のためランチすることになり、久々にVというイタメシ屋に行こう、ということになった。

Vは、我が家から歩いて20分ほどのところにある。
お天気もいい。
歩いて行くしかないわね。

実はVに行くために通る裏道は、近所では一番のお気に入りのコースなのである。

何が好きか、まずはここ。
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ただの荒れ地、に見えるでしょう。
ここ、市電が走ってた跡なんです。
そして、小さな無人駅があった。
今や線路も取り除かれてしまい、そのうち、整地されるだろうけど。
Vに行くには、この線路跡をずっとたどっていくんです。

ここを眺めると、なぜだか私、町田康さんを思い出して、切ない気分になるんです。
たぶん、彼の作品の中に、ここを彷彿とさせる場面があったんだと思う。(←写真が下手っぴで、うまく伝わりませんね)

そしてこの線路沿いには、
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こんなに緑豊かで穏やかな神社もあります。
春は、桜が満開になります。
他にも、静かな古寺や清々しい尼寺もあるんです、実は。

車で行けば5分ですが、あったかい日差しの中、ゆっくり歩くのは最高の贅沢、ですよね。

贅沢のおまけに、このよなお方にも会いました。

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ボールペンではありません。
10センチはあろう、堂々たる体格の芋虫さまでした。
自分の家にいたら大騒ぎですが、よそさまの家の前だったので、余裕で観察できました。