レイトショーで『るろうに剣心』、観てきました。
大友啓史監督(←NHKで『ハゲタカ』や『龍馬伝』を手がけた方です)の作品なので、チラと気にはなってたものの、とりあえず観る予定はありませんでした。
…が、CHOPさんが出ている、と聞けば、観ない訳には参りませぬ。
…が、あえて辛口コメントを。
佐藤健クン、めっちゃカッコよく撮られているのですが、ちょっと役不足、というか、この役をやるのは時期尚早な気がしました。
飄々とした雰囲気はよいのですが、人斬りを稼業としてきたことに対する苦悩が表現しきれていない。
人を斬ることを封印しても、時々人斬り特有の凄みが出るものだと思うけど、それがない。
それと、
健くんも武井咲ちゃんも、声質が軽すぎる。
むしろ、脇役の上手さが光ってた。
香川照之、蒼井優、江口洋介、青木崇高。
特に香川照之のいやらしさは、圧巻だったわ。
そしてなにより、
オバサンは、ハイスピードの画面展開についていけない。
その上、斬り合いのシーンが長すぎる。
…結果…
かなり疲れました。
でも、しつこいようですが、健ファンにしたら、たまらなくカッコイイ映画に仕上がっておりました、はい。