君は縁ということをよく言うけれど、縁があるなしと縁を待っているだけの人生とはまた違うはずだ。
こちらにはっきりとした意志があって、行動を続けて、縁のあるなしというのはそれから後にくるんじゃないだろうか。ボイラーの営業だってそうだし、恋愛だってそうだ。こちらが頑張りとおした上で、それをベースにして縁というものが顕在化するんだ。ただ静かに待っているだけでは何も起こらない。

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それよりも、
『ナマステ?』
『KUMIKO!?』
あの美しい一瞬。そうした瞬間を紡いでいくためにだけ、わたしは何千枚という原稿用紙を文字で埋め尽くしていくのではないだろうか。

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中島らも『エキゾティカ』vol.6『インド KUMIKO』より


…前の文はね、ガンジャ(大麻)売りからニセモノのハシュシュをつかまされた「わたし」(←たぶんらも自身)がくみこに言った言葉。

…後の文は、くみこが、かつてインドで世話になったボクールという女性と13年ぶりに再会した時のことを思い出して。

まるで哲学。
核心をついているのに、状況は最悪。
ふざけているのか真面目なのか。
清く正しく美しい人から見たら、らも様はサイテー野郎なんだろうな、きっと。

私、
沖縄出張から戻ったあとは、仕事山積。
昨日の日曜も、半日サービス出勤。
それでもなお、本日月曜も、仕事の山。

そして明日からは、会議残業の連続。

こんな時こそ、らも様の出番。
疲れを残さないため、久しぶりに癒してもらいました。