仕事で読んでた『労基旬報』。中に気になる記事を見つけた。

[その1]
私は見たことないんだけど。村上龍氏のネットテレビなるもので、ワタミ・渡邉美樹氏のことが取り上げられていたらしい。(←2、3日前のブログで、私はこの人のことを、嫌いだの胡散臭いだのと言いたい放題しました)

なんでもこのワタナベ氏、「ぶっ倒れるまでやらないから成し遂げられないんだ」…なんて言うんだって。
こんな人からしたら、アフターファイブ最優先鞠子など「死んでお詫びをしろぃ(`Δ´)」なんてすごまれそう…

それはさておき、労基旬報記者は、ワタミとAKB48を比較するという、意外な記事を書いている。

何でも「傷つきながら過酷な労働をすることが共感を呼ぶ」のだそうだ。
労働関係の雑誌『POSE』の板倉氏(←雑誌もこの人も私は知らないが)が言うには、「ワタミとAKB48の共通項は、傷つくことへの共感」。
板倉氏は、「将来に不安と儚い夢を抱きつつ、傷つけられながらも文句を言わず全力で頑張るという姿が素直に共感されてるなら、それはむしろ、日本全体にブラック企業が浸透しているという証拠じゃないか」と言い切っている。
その上で、「AKB48は本人とファンが共感しているが、ワタミの共感は社長からの一方通行だ」と。

私は甘いと言われようと、ワタナベ氏に「死んで詫びろ」と言われようと、労働とはあらゆる意味で「自分のためにするものだ」と確信している。

収入もそう。
自分に力をつけるのもそう。
成功も失敗も、必ずいつかは自分のためになる。

一日の大半を拘束されるんだもん。そうでなきゃつまらなさすぎる、と思うんだけど。

[その2]
全く違う話題なんだけどね。
女性労働基準規則の一部が改正され、2012年10月1日から、生殖機能などに有害な化学物質が発散する場所での女性労働者の就業が禁止される、との記事。

妊娠や出産、授乳機能に影響がある「塩素化ビフェニール」「鉛およびその化合物」など、規制対象の化学物質が25に増える。

…のはいいんだけど…

素朴なド素人疑問。
これってさあ、男の人も規制しないと片手落ちなんじゃないの?
少なくとも妊娠に至るまでは、男女関係なく、このよな化学物質は浴びない方がいいんじゃないの?

…と思うんだけど。

でも、誰かはこういう危険な仕事を担わなきゃなんなくて、
誰かはぶっ倒れるまで仕事しなくちゃなんない

…あ~あ、やっぱ私は甘いのかf^_^;…