本日は、三枠、ご紹介したいと思います。

[イケメン枠]
会議や大会など、仕事でたびたび会場を借りるMホテル。
社内で異動があり、うちの担当Kさんが後任のNさんを連れて挨拶にきた。
Kさんは「穏やかになった館ひろし」(←猫、じゃないよ)。
充分よろしいわ。

ところが後任のNさん。
…「メンズノンノ」(←他の雑誌の名前が出てこないf^_^;)のモデルさま、みたいなお顔立ち。
でも、ちょっと照れ臭そうなぎこちなさそうな…

二人とも、スーツをビシッと着こなして、物腰ソフトで、ものの言い方が優しい。

うちのオトコ後輩らとは大違いじゃないの、あはん(^_-)≡★(←なんだ、これ)。

自然と「皇族的ふるまい&物言い」になってるアタシo(^-^)o

…お2人が帰った後、さっそくオトコ後輩に言われた。

「鞠子さん、目が倍になってました」

そりゃあ-た、美しいものを見れば、目も思いきり見開きますってば。

[スゴ枠]
夕べ、たまたま見たBSの再放送サスペンスドラマ、松本清張『鉢植えを買う女』。
主演の余喜美子さんがスゴかった。

絵に描いたような52歳のやぼったいお局OL楢江(余喜美子)。
賃貸マンションを建てるのが夢だ。
そのため、着るものや食べるものの贅沢は一切せず、さらには社員相手にサラ金まがいに小金を貸し、鬼のような取り立てまでしている。
ところが、借りた金が返せなくなった淳一(田中哲司)が、まさしく「カラダ」で返そうと、好きだとか何とか甘い言葉を口にしながら楢江を押し倒す。
間一髪、逃げおおせた楢江。ところがその一件から、楢江の心に波紋が広がる。そして破滅の道をたどっていくのだ。
一線を越えたが最後、借金は棒引きとなっただけでなく、どんどん貢ぎだし、果ては結婚まで頭をよぎるようになる。

お局様から恋する女へのこの変貌ぶりが、すごいのだ。
表情が、動作が、どんどん美しくなっていくのだが、その先は、決してハッピーエンドになりはしないことをちゃんと予感させる、痛々しい変貌なのだ。

やはり、
この淳一という男、いわゆるサイテー野郎で、競艇につぎ込んでるだけでなく、楢江に金を出させて若い女に使っていた。
で結局、楢江は淳一を殺してしまう。

う~ん、余喜美子さん、すごかった。久々に、圧巻の演技を見た気がするなあ。

まあ欲を言えば、警察が楢江を疑い、しつこく家に押し掛けてくるが、その時の対応が冷静過ぎるのがイマイチだった。
もう少し、オドオド感が あるべきじゃないかと…

[ブキミ枠]
週末に、見たんだよう。
婦人服売り場で挙動不審のオトコを。

彼は、エコバッグを肩にかけ、メモを片手に婦人服売り場をうろうろしてた。
メガネにマスクだから、顔はよくわからない。
どうやらズボン、それも家の中で着る用のホームウェアタイプのズボンばかり物色している。

奥さんが病気とか、シングルファーザーで娘と二人暮らし、なのかもしれない。
で、パジャマ代わりのパンツを頼まれて…

…かと思ったのだが、1つ取って、見て、元に戻し…という動作を数回繰り返した後、いったんパンツ売り場を離れ、数分後にまたパンツ売り場に戻ってきて、同じ動作を繰り返しているのだ。
さらにその間、結構大きな声で、独り言を言っている。

怪しい(;¬_¬)
危ない(*_*)
ブキミ(-.-;)

…と思う一方、一体何をしゃべっているのか聞きたくて仕方ない。
何げなく背後から近づいてみたりしたが、マスクのためこもって、発音が聞き取れない。

私、前に、女性用の下着売り場で同じような行動をしているオトコに遭遇したこともある。

アブノーマルな人間の心理って、すごい興味あるんだわ。
そもそも、何がノーマルで何がアブノーマルか、なんて、一概には言えないんだけどね。

…以上、関連性のない三枠でありました。
毎日、人間ウオッチングしてると、面白いこと、あちこちにあるものです。