天皇陛下が心臓のバイパス手術を受けられるって、今朝からかまびすしいよね。
ここのとこ、前立腺癌の手術だとか、気管支肺炎だとか、いろいろ罹患のご様子。

年齢の問題だけじゃなく、公務ってしなければならない気遣いがすごそうだもの。あ~疲れた、とか、今日はやめやめ、なんて言えないもんなあ…

ところでこのバイパス手術って、日本で行なわれる心臓手術では、もっとも数が多いんだって。
結構、高齢の人でも受けるらしい。

医師は拡大鏡をつけて、直径1~2ミリの細い血管を、髪の毛より細い糸で縫う。

わ、気が遠くなりそうだ…

…朝、情報番組で、その道のプロがそんな説明をしつつ、「充分な経験と熟練の技を持ってすれば、成功率は格段に高い」と楽観的な話をしていた。

駄菓子菓子…(←スミマセン。どなたかのブログからパクりました。この漢字表現、おもしろくて気に入った(^O^))
はたと思った。

「充分な経験」というのは、「この手術を何度か行ったことがある」ということだよね。

だけどどんな名医も、最初は「初心者」でしょ。

つまり、「充分な経験を積んだ」と言われるようになるまでは、多くの患者が「初心者」あるいは「経験の少ない」医師の執刀で手術されてるってことじゃん。

針をさしたりメスで切ったり、人間の身体を侵襲することが許されるのは医師だけだ。

素人考えだけど、
きっと最初は、ベテランの先生について、あたりさわりのないところの処置をさせてもらうんだよね。

「経験を積む」ためには「初心者時代にも積極的に手術せざるを得ない」けど、できればそういう時にあたりたくないなあ…

駄菓子菓子…(←使いすぎ…)
そういえば、私の主治医&執刀医は、若い女医さんなんだった。

でも、手術前・中・後とも、信じられないくらい楽でした。

運がよかった…のか…