数日前、テレビで『探偵ナイトスクープ』を観た。
そこに興味深い小学4年生が出てたんだよね。

彼、「トイレ」がすごく好きなの。
デパートに行くと、片っ端からすべてのトイレを見て回る。
それも、移動は全力疾走。
「おトイレ、おトイレ」とつぶやきながら楽しそうに走り回る姿は、何か不思議感いっぱい。親もカメラさんもついていけないくらいタタタッと敏捷に走るのだ。

お母さんによると、動物園に行っても、興味があるのは動物でなくトイレ。
どこへ行っても、トイレ探訪が最重要課題なのだ。

確かにトイレの形はユニークだし、今やセンサーが人の気配を感知して開閉したり、自動で水が流れたりと、快適で清潔な空間。
そういう意味では、なかなか面白いかもしれない。

…それにしても、すごいね。
目のつけどころがなかなか渋いじゃないの。
彼の好奇心とフットワークには恐れ入りました。
まあ、多かれ少なかれ、子どものころは、なぜ?何?どうして?の毎日だからねぇ。

…たださあ、ちょっと気になったことがあるんだよね。

彼は、水の流れる仕組みや流れる様子に特に興味があるらしく、探訪するたびに水を流して観察してた。
それもオシッコしたあととかではなく、観察のために、いきなり水を流すわけ。
つまり、30のトイレ探訪をすると、30回の不必要な水が流れることになる。

今のエコ時代、これはマズいんじゃないか?
好奇心は尊重しながらも、水の大切さを教えるべきではないかと、大きなお世話懸念を持ちました。

…小うるさいオバサン鞠子でした。