こちらが嫌いな人って、向こうも私のこと嫌いって可能性が高いよね。
できるだけかかわらずにすませる人はひとまず除外して、私の場合、今のところヤなヤツが約2名いる。

その1。職場の男U。客様の前ではバリッと仕事し、「デキる男」をアピールするが、直接評価されない仕事はうまく避ける。その要領のよさが我慢ならない。

その2。音楽サークルのY。彼女はとにかく自信満々な言動が目に余る。何様なのっ!って感じ。

私はこの2人を微妙に無視している。

相手も私が嫌い…という説に従って、じゃあ私のどこが嫌われてるかと考えてみた。

職場の男Uにとっての私。
いろんな意味でウザい。他の人にはプライベートや仕事の相談、報告などいっぱいしゃべるのに、自分には話しかけてこない。何か聞いても、極端な場合、YesかNoしか言わない。それこそ、「お前、何様?」的印象。

音楽サークルYにとっての私。

音大出身メンバーは、年代別にゆるい派閥があるんだけど、私は上の年代とも下の年代とも、同等につきあっていることがムカつく。例えば年上も年下も、私のことを鞠子さん、とか、鞠ちゃんと呼んでタメ口だし、どちらの派閥の飲み会にも参加している。
音大卒でない、という点は、私もYも同じなんだけど、Yはなまじ音楽に関する技術レベルが高く、なおかつ本職もハイレベルなばかりに、プライドが高い。サークルでは、年上とか年下とか関係ないし、音楽的にはみんなより劣っているという前提の言動をする私は、腹が立つ存在に違いない。

UやYを好きになる、なんてムリ。
せめて、「どうでもいい人」として、意識外に出せないものか…

学生時代、教育実習に行った時、指導教官に言われたんだけどなあ…

「子どもの悪いところは、いくらでも目につく。教生日誌は規定の文字数すべてを埋めなくてもいい。字がきれい。元気よくあいさつができる。そんなことでもいい。1つでいい。子どものいい点を見つけて、書いてくれ」

そのコトバ、今も心に残っています。

でも現実はねぇ、なかなか厳しいものがある。
悠然と構えていられない私の器の小ささが情けない。

わかっているんだけど…

おまけに、逆はダメなんだよね。
こちらが好きな人って、向こうも私のこと、好き…は成り立たないんだよね。

ふぅ…悲しいし
ため息…