昨日は夕方から、今日は昼からダブルヘッダーの会議&研修会。
今日は20名程度と小規模なので、企画、打ち合わせ、準備から、当日の会場作り、昼食やお茶の用意、集金、録音、写真撮影まで全部1人で担当する。

大方の準備は昨日のうちに済ませてあるんだけど、当日になって出席者が増えたり減ったりするため、そのたびに資料を作り直したり、グループ割の変更をしたり、昼食やお茶菓子の数変更の手配をしなくてはならない。

…で、朝からバタバタ。
いやバタバタなんてもんじゃない。バタバタバタバタ状態。

…あ、でも今日は研修の話がメインじゃなくて、コーヒーの話なの。

うちの事務所は、朝、一回だけ、私がドリップでコーヒーを入れることになってる。
2年くらい前、経費削減の一環として、このコーヒーを止めるという提案をしたら、みんなが猛反対した。
自腹を切ってもいいから、コーヒーをいれてほしい
とか、
月曜日、事務所のコーヒーを飲むのを楽しみに出勤している
とか、
何だか私のいれるコーヒーが人気なの。

そう言えば、私のことを「ハダカでベッドにいてもその気にならない」と言った先輩も、退職する時、あいさつで「これから鞠ちゃんの入れた朝のコーヒーを飲めないということに耐えられるか、それがとても心配です」と言ってくれた。

スーパーで買っためちゃめちゃ安いコーヒー豆を、テキトーにいれてるだけなのにねぇ。気をつけてるのは、フィルターのにおいを消すため、最初にお湯をかけてフィルターを通すこと、できるだけ細く、回しながらお湯をそそぐこと、そして充分蒸らすこと、ぐらい。でも蒸らしている間に他の仕事をしていてコーヒーのことを忘れてしまい、気がついたら冷えきっていたので、そのまま火にかけて温め直すなんてこと、しょっちゅうやってんのに。

…ということで、再度、今日の場面にシフト。

バタバタ二乗の今日の私、コーヒーを入れている時間が全くなく、待ちかねた最若手オトコ後輩Yクンが、自分でみんなの分のコーヒーいれはじめた。

ごめん、今日は任せる。

Yクンは、たどたどしくコーヒーを入れ、カップにつぎわけてみんなに配った。

…そして真っ先に一口飲んで言った言葉は…

な-んか鞠さんのいれたコーヒーとは味が違うなあ

…だった。

たまにはかわいいこと言うじゃない。

ご期待にお応えして、明日は先輩鞠子がいれるから、お楽しみに…