上司が壊れそうになってる。
病院で診てもらったけど、これといった原因は見つからず、対処療法しかないらしい。つまり鎮痛剤に頼るということだ。
彼には言えないけど、その症状と最近の感情的言動の激しさを見ていると、痛みの原因は「精神的なもの」からきているんじゃないかと思う。
なぜそう思うかというと…
ずいぶん前に読んだんだけど、夏樹静子が書いた『椅子がこわい』という本を思い出したから。ご本人の激烈腰痛体験記。
原因不明の激しい腰痛に襲われ、座ることも立つことも、寝ていることも苦痛なほど。あらゆる検査をし、薬を飲み、民間療法まで試したものの、原因も治療方法もわからない。苦しみ抜いた末、たどり着いた医師の指摘は「いいものを書かなくては」というプレッシャーに心身とも悲鳴をあげているという現実だった。医師を信じ、思い切って仕事をすっぱり切ったら、回復に向かった、という話。
ここのとこ、本当にしんどいことが多く、アフター5のために生きているよな私でも、奈落の底にいるような精神状態で、折れてしまいそうなことが多々ある。
でもなぁ、「心に原因があるんじゃないの?」なんて、やっぱり言えないけど。
あ、そういえば、もう日にちが変わってるんだね……