数年前のこと。うちの職場のパートさんが、「ブログ、書いてるので見て下さい」と、検索ワードをメモして持ってきた。
子供がらみの内容がほとんどで、まあお付き合い程度に読ませてもらってた。
でもたまに仕事のことが書かれているの。それが結構批判的な内容なのだ。

彼女はしばらくして、家庭の事情ということで退職した。表向きは円満退社だったが、実際はそうでない。お互い微妙に嫌な感情を残す結果になってしまった。

彼女はその後、別の仕事についた。そして「今の職場がいかにいいか。前の職場(←うちのことだよね)がいかにひどかったか」を堂々とブログに掲載なさった。ま、会社名などの固有名詞は書かれてないけどね。

彼女の主張は事実と異なる部分がある。でも私は、「嫌な職場」という前提で見たら、「すべてのことが悪く見える」ものだと思うから、彼女がどんな不満を持とうと、それを発表しようと仕方のないことだと考える。ただ、私が読んでいること知っていて書く神経が信じられないのだ。いやそれとも、初めから読ませようと思って書いているのか。

私は自由にブログを書くため、身近な人には一切ブログの存在を知らせていない。知らせるつもりもない。

…んだけどね。実は一人だけ、ブログを読んでほしい人がいるの。私について、知ってほしい人がいるの。

でもなかなか伝える機会がなく、悲しくあせっています。