暴風雨のさなか、ヘッドスパをしてもらいにサロンに行った。
チャラくて若い新人みたいなコが、本日の担当。
えっ、イヤだなあ。ヘッドスパってやってくれる人によって、気持ちよさが全然違うんだもん。結構、料金も高いのに。
ところが…
その彼女、確かにぎこちなさはあったけど、ものすごく丁寧にマッサージしてくれた。真剣さが伝わってきた。
私がうとうとしていたせいもあるけど、無言で一心不乱に施術してくれた。
シャンプーをしてもらいながらの会話。
「明日から仕事ですか?」
「ええ」
「ここは明日、定休日なんですよ」
「でも研修とかあるでしょう」
「そうですね。全く仕事をしない日は、一ヶ月に一日、あるかないか…」
「大変だねぇ」
「私、ブライダルの方、やりたいんです。実はスパはまだまだ勉強不足で…でもここを乗り越えないと、次には進めませんから…だから休みがなくても、あんまり嫌だって思わないんですよ」
かなりショックだった。こんな若いコが、こんなに前向きに仕事している。それに比べて私は…
すごく癒されたよ、あなたのヘッドスパ。
キャリアだけは彼女の十倍以上なのに、完全に惰性で仕事している私が悲しく情けない一方、とてもすがすがしい気分になりました。
チャラくて若い新人みたいなコが、本日の担当。
えっ、イヤだなあ。ヘッドスパってやってくれる人によって、気持ちよさが全然違うんだもん。結構、料金も高いのに。
ところが…
その彼女、確かにぎこちなさはあったけど、ものすごく丁寧にマッサージしてくれた。真剣さが伝わってきた。
私がうとうとしていたせいもあるけど、無言で一心不乱に施術してくれた。
シャンプーをしてもらいながらの会話。
「明日から仕事ですか?」
「ええ」
「ここは明日、定休日なんですよ」
「でも研修とかあるでしょう」
「そうですね。全く仕事をしない日は、一ヶ月に一日、あるかないか…」
「大変だねぇ」
「私、ブライダルの方、やりたいんです。実はスパはまだまだ勉強不足で…でもここを乗り越えないと、次には進めませんから…だから休みがなくても、あんまり嫌だって思わないんですよ」
かなりショックだった。こんな若いコが、こんなに前向きに仕事している。それに比べて私は…
すごく癒されたよ、あなたのヘッドスパ。
キャリアだけは彼女の十倍以上なのに、完全に惰性で仕事している私が悲しく情けない一方、とてもすがすがしい気分になりました。