連日連日『熱中症アラート』が出されている。
確かに毎日体温越えの気温なんだから、やむを得ない。
そういえば、コロナ禍真っただ中、「東京アラート」とか「大阪アラート」なんてのもあったよねえ。
このとき以来、「アラート」という言葉が頻繁に使われるようになった気がするんだけど。
ところでスマホで「アラート」を検索すると、「注意、警戒、警報」という意味が書かれている。
なるほどね。
だけど、「熱中症アラート」より「熱中症警報」のほうが、より深刻な感じしない?
今の気温は、まさに命に関わると言われているくらいなんだから、「アラート」より「警報」のほうがいいと思う。
「大雨警報」や「暴風警報」が「大雨アラート」や「暴風アラート」になったらどうよ。
そもそも、なんで「アラート」にしたのよ。
「警報」という優れた日本語があるのに。
私のスマホ、目覚まし時計のセットをするのも「アラート」なんだけど。
思えば、これもどうなのよ。
つい最近「熊アラート」なる言葉も聞いたぞ。
なんだかなあ。
やっぱ、命がかかっている気がしない。
警報の 解除を祈り 眠りつく
鞠子