意外と韓国の薬局で日本のお客さんが便秘薬を探しているのをご存知でしたか？ 昨日も日本のお客様が便秘薬を探していたので、今回の投稿テーマは便秘薬だ！ と整理しました
状況別のオススメ
1. 有名製品がいいです！
2. 迅速な効果があってほしいです!
刺激性緩下剤
3. 高齢の方, 妊婦、子供でしたら
4. ダイエットなどの理由で便の大きさが小さく、細く弱い便をする場合
5. 一番弱いものから飲みたいです！
膨張性緩下剤
便秘の原因
便秘の原因として、腸の運動機能の低下、食物繊維または水分摂取不足、運動不足、ストレス、過度なダイエットなど、ますます多様です。
原因と症状を考慮した便秘薬の選択が必要です。
便秘薬の種類
1) 軟便化剤
- 便の表面張力を減少させ、便を柔らかくして大腸を通りやすくします。
- docusateが代表的な成分です。
- 単独で使われるのではなく、他の成分と一緒に使われる場合が多いです。
- 長期間服用すると脂溶性ビタミンの吸収が阻害されるので、長期間服用しないようにします。
2) 浸透性緩下剤
- 腸管内の浸透圧を増加させ、大腸内部に水分を引き込み、便を柔らかくして排便を助けます。 硬くなった便を取り除くのに効果的です。
- 代表的な成分にマグネシウム塩、ラクツロースがあります。
- 1日1~3回服用できます。
- ラクツロース成分は2~3日後に薬効が現れ、大腸でガスを形成するため腹部膨満とおならを起こすことがあります。 乳糖不耐性患者は服用してはいけません。
- マグネシウム塩成分は、腎臓/心臓機能が弱い患者や子供、お年寄りが食べた時に高マグネシウム血症を起こすことがあるので注意が必要です。 また、多量の牛乳やカルシウム製剤と一緒に服用すると、血中カルシウム濃度の増加で脱水や嘔吐を誘発することがあるので、牛乳またはカルシウム製剤と服用しないようにします。
3) 刺激性緩下剤
- 大腸内の水分や電解質の吸収を抑制し、腸の粘膜を刺激して大腸の筋肉の収縮を誘導し、強制的に排便を起こす薬物です。
- 成分としてはビサコジル、センノサイドなどがあります。
- 1日1回、就寝前に服用します。 (6~12時間以内)
- 他の緩下剤で効果がない場合、使用を考慮することができますが、乱用する場合、依存性を誘発する恐れがあるため、短期間で使用しなければなりません。
- 長期間服用したり、過量で服用すると水分と電解質の損失、大腸機能の弱化、反動性便秘などの危険があるので注意します。
4) 膨張性緩下剤
- 腸内で水分を吸収して便の体積を大きくすることで、排便回数を増やしてくれます。 比較的安全性の高い成分ですが、便が大きくなるとお腹にガスがたまることがあります。
- オオバコの種皮が代表的な成分です。
- 1日1~3回、食前または就寝前に服用します。
- 膨張性緩下剤は腸内の水分を吸収して作用するので、薬物を服用する際に水を250ml以上十分に飲まなければなりません。 薬効は服用後1~3日が経過してから現れ、ひどい便秘の場合は効果が落ちることがあります。
- 他の薬と服用する場合、他の薬の吸収を阻害する恐れがあるため、1~2時間間隔を置いて服用しなければなりません。
服用順 : 膨張性緩下剤 → 浸透性緩下剤 → 刺激性緩下剤
飲み方はあまりにも多様でいちいち書けませんでした
もし知りたいことがあればコメントやDMお願いします