今年やっと取れた夏休み。
川が温泉状態になっている某温泉宿にて。
ムルソー クロ ド ラ バール 2010 コント ラフォン
ブルゴーニュ パストゥーグラン 1999 エマニュエル ルジェ
ラフォンは近年の早熟成レポートは拝見して、早めに飲んでしまった方が・・・と思いきや
まだまだ若さ満開。酸がかなりしっかりと感じられ、PMOや早期熟成は微塵も感じられない。
温度が上がってくると、炒ったナッツやアーモンド、柑橘、オレンジピールの軽い苦みが
感じられ、素晴らしきムルソーに昇華。。。
少なくともこのボトル、かなりの当たりでした(笑)
自宅セラーでやや低温(11度)で保管していたお陰かもしれない。
ルジェのパストゥーグランは最近購入したもの。
味わいは、、、ガメイらしさはほとんど感じず、ブラインドで飲んでも
ピノノワールとしか思えない。
ただ以前飲ませていただいたVRやエシェの99に比べると
明らかに果実感が足りずかなり薄めの造り。
そして酸っぱさが前面に出てきていて、普通の広域のACブルのよう。
ルジェらしいブランデー香は初めのみふわりと感じるものの、直ぐに消失してしまった。
分かる人にはわかると思うが、「あのルジェの99」という意味ではやはり物足りない。
(パストゥーグランだから当たり前だろ・・というご批判はご容赦を!)
もちろんジャイエなんかはいるはずもない(爆)
でも12%というアルコール度の低さからすいすい飲める美味しさなんですけれどね。