お母さんと会話がしたい チョコの巻 | アダルトチルドレンと共に生きる

アダルトチルドレンと共に生きる

ここまでの自分の生きづらさがアダルトチルドレンだと気づいた時の衝撃。
今までの全てが腑に落ちた瞬間でした。
わたしの場合を記していけたらと思い過去と向き合います。


アダルトチルドレン
HSP


中学の時のバレンタインデー前は、友達とチョコを誰に渡すのかという話で持ちきりになります。こういう話しには疎いので、(家族での会話がないので分からないのです)友達の話しには一生懸命耳を傾けるのですが、その日は好きな人にチョコレートを渡す日、というのはわかっていても、友達の『GODIVAのチョコにしようかな』『百貨店のお店のにしようかな』という会話にはまったくついていけないのです。
ゴディバとはなんだろう?百貨店に行けばどんなチョコレートが買えるんだろう?
そんな話しの中、好きな人に渡すチョコを一緒に買いに行こうと誘われるのです。
母に必死に頼み3000円を貰い、(あと2000円欲しいというのがどうしても言えなかった)当日友達と待ち合わせをして近くのデパートに行きました。デパートのチョコレートはどれも値段のするもので、このあとの友達とのお昼代と帰りのバス代を頭の中で計算すると1つ買うのがやっとでした。友達は、お父さんの分、弟の分、あとは自分のチョコレートも購入。わたしは、『もうね、いくつかは買ってあるの、今日は1つで大丈夫』とか、そんな嘘を言っていた記憶があります。

けれど、友達と街に出て楽しくお喋りしながら歩いて、それがすごくすごくたのしかったのです。

家に帰り母に、『今日は○○デパートに行ってきたの、チョコがすごく高くて1つしか買えなかった』と話すと、こちらに見向きもせず『1つ買えれば充分じゃない』....

本当はお母さんと、『あのチョコはおいしいよ』『あのチョコかわいいね』とか、『お昼は何を食べたの?』とか、そんな会話をしたかったんだよね