退院し、今日からは食事の度にインスリンを打たなければなりません。
退院したその日は実家に1日泊まらせてもらい、朝起きて帰ろうと思い準備していると、テーブルにドンッとボウルを置かれ『はい、これからこんなものしか食べれないね』と山盛りのほうれん草。
『なんで?そんなことないけど、インスリンさえ打てばなんでも食べれるよ』
『あんたさ、朝起きてカフェオレに砂糖入れて飲んでたでしょ、あれだよあれがいけなかったんだよ』.....
この頃、自分の母親はすこし違うと感じてはいたものの、ここまでひどいんだ、と病気になってしまった事よりも、母の言葉が心に刺さり傷つきました。