とうとう病気になる | アダルトチルドレンと共に生きる

アダルトチルドレンと共に生きる

ここまでの自分の生きづらさがアダルトチルドレンだと気づいた時の衝撃。
今までの全てが腑に落ちた瞬間でした。
わたしの場合を記していけたらと思い過去と向き合います。


アダルトチルドレン
HSP



まいにち仕事に行きプライベートも充実していたのですが、何だかずっしり体が重く

とにかく水分をとってもとっても喉が渇き、トイレも行ったばかりなのに30分もしないうちにまたトイレ。数日で3キロも体重が減りました。

甘い物も苦手だし、食事も白米が主食で病気になるような食生活はしていなかったので、まさか糖尿病になるとは思いもしませんでした。

両親の血縁関係でも糖尿病は1人もいないのです。

仕事は忙しかったので疲れてはいたのですが、日に日に体重が落ちてきて、地面に足がくっついているかの様に体が重く怠さが半端なく辛かったのです。その日の朝も、何とか仕事に向かっていたのですが運転している最中に、まわりの景色がぼやけてきたのです。

近くのコンビニに車を停め、職場に電話をして目の前にあった総合病院にかけ込みました🏥診察待ちの間も椅子に座っているのがやっとで、ぼーっとしかけた頃、看護師さんが『もいさん(本当は名字)大丈夫?たてるかな?乗れる?』と車椅子で診察室まで運んでくれました。

先生は『もうね、今日は家には帰すことできないの、お家の人呼べるかな』

『そんなひどいんですか?』先生『そうなの、運転してよくここまで来れたね』

血液検査の結果は血糖値が800ほどありました。『先生、荷物はわたしじゃないと分かりません、すぐに戻るので家に1度帰らせてくださいショボーン』先生はしぶしぶでしたが、車は運転しない、何も食べない、2時間以内に戻る事を条件に外出を許可してくれました。

病院からの電話で駆けつけた母の車で1度家に戻り、仕事の連絡など諸々の用を済ませ、タオルやパジャマを買い足し病院に戻りました。


病名は《1型糖尿病》

当時は糖尿病の前に1型?とは何だろう?と思いましたが、インスリンがないと生きれない病気です、と看護師さんが説明してくれました。

いま思うと、とてもおかしな話ですが

病名を聞いた時わたしは、なぜか

あー、やっと楽になれる、となぜかそう思ってしまったのです。

きっと、いろいろと疲れていたのだと思うのですが、病気になって少しは休めるとでも思ったのでしょうかショボーン


入院中、母が1度だけ顔を出したのです。

それは、同時期に友達の娘さんが入院していたらしくお見舞いにきたようです。

わたしのベットのそばに来て、『このパジャマどう?』と聞いてきたので、『それ誰の?』と聞いたら『○ちゃんの。いいかしらこれで』と、具合の悪いわたしの横で袋を開けて聞いてくるのです。

わたしには何もしてくれないのに....


『大変でしょ、もう来なくて大丈夫だから』と言うのが精一杯でした。


その後母は、退院まで1度も来なかったのです。




 

 

 

 


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