2024.6.8
6月のシルバーハイキングは久々の長距離。大阪狭山市にある狭山池から河内長野市の天野山金剛寺まで天野街道を約15Km歩きました。2回に分けて報告します。
9年前にほぼ同じコースを歩いた報告がここにあります。こちらのほうが詳しいと
思いますのでご参照ください。
今日のコース
南海大阪狭山市駅~狭山池~天野街道~天野山金剛寺~(バス)~南海河内長野駅
南海大阪狭山市駅改札を出てすぐ、踏切を渡って狭山池の方に歩きます。
この道は中高野街道ですが府道を渡って少し行くと下高野街道が右から合流します。
狭山池は左の下高野街道の方へ進みます。
狭山池への道は色付けされ、矢印が路面に表示されています。
狭山池です。今日は距離を短縮するため左回りで行くことに。
右に回った時の様子は9年前の報告にあります。
遠くに見える丸いガスタンクを目指して歩いていきます。
右に回ると大阪府立狭山池博物館があります。安藤忠雄設計の建物です。
以前に見学した時の報告がここにあります。
狭山池の左淵から狭山公園を通り抜け狭山池通りに出て亀の甲交差点まで来ました。
今回は三津屋川沿いを通らず狭山池通りをいちょう通りまで歩き左折、
保健センターの南を右折して池から見えていたガスタンクの横の細い道を登ります。
西高野街道に出会います。三叉路になっています。
今日歩く天野街道は西高野街道を渡る感じで右の道を行きます。
天野街道はここから始まります。
古い道標には「右 あまの山」「左 かうや山」と彫られています。
少し家並みを歩くと陶器山丘陵の整備されたウォーキングコースになっています。
途中に何ケ所か休憩所が設けられています。
ここはマップでは見晴らし台となっていますが、何も見えません。
緑豊かな遊歩道。木陰もありなかなか快適な歩道です。
ところどころに建つ道標。
途中に三都神社に行く道がありますが今日は寄り道はなし。以前の報告はここに。
石に刻まれた地図がありました。
散策路の途中、ササユリが咲いていました。
陶器山と呼ばれているのは、古代、この丘陵斜面を利用して登り窯が築かれて多くの須恵器などが焼かれていたからのようです。発掘された窯の説明板が立っています。
見通しが良い個所。PL平和祈念塔の向こうに二上山が望めます。
右手の方に山が連なり、大和葛城山、金剛山も見えます。
真下に泉北ニュータウンと狭山ニュータウンを直結する金剛泉北線の陶器山トンネル
の真上に休憩所があります。
昼食に最適ですが、今回はスタートが早かったこともあり食事はもう少し先で。
度々見かける標識と腰かけ石?
途中で一度、狭山ニュータウンの端の舗装道路に出ますが、すぐまた遊歩道へ。
桜の下休憩所でお昼にしました。
昼食後、再び天野街道の散策路をもうしばらく歩きます。送電鉄塔の横を通り、
「歴史のみち あまの街道」と彫った標識がある休憩所を通過。
二上山が左の方へ遠ざかり、今度は大和葛城山、金剛山が近くに見えます。
陶器山の丘陵地の散策路が終わり、富田林泉大津線の車道を斜めに横断し、二つ池
の横を通り「左 瀧谷山 右 高野山」と彫られた古い道標が立つ分かれ道を右へ。
試合中の大阪狭山ボーイズの野球練習場を右に見ながら歩いて行きます。
三叉路の真ん中に穴地蔵の祠が建つ、堺、大阪狭山、河内長野三市の境に来ました。
穴地蔵からは建物の無い田園風景が広がります。
標識には「右あまの 左かうや道」「右さかい道」(文政四年)と刻まれています。マップでは左に行くと寺ケ池公園があるようです。
ブドウが栽培されています。
前半の報告はここまでです。