2023.4.5
和歌山県の桃の産地、紀の川市の荒川桃源郷から最初ケ峰に登ってきました。
桃の花は見ごろを過ぎ、すでに摘果作業に入っていました。最初ケ峰の桜も残念ながら
最盛期を過ぎ遅かったようです。江⼾時代後期に設けられた新四国⼋⼗⼋カ所巡りを
基本に設けられた百合山遊歩道の一部を歩き、山頂を目指しましたが桜の時期とも
ずれたため山頂への急階段道を登らず手前の展望所までで引き返してきました。
12年も前に今回と逆コースで登った時の報告がここにあります。
今回のコース
JR下井阪駅~桃源郷~百合山新四国八十八ヶ所~最初カ峰展望所~西行法師像~
東田中神社~JR打田駅
第三十六番青龍寺の祠まで来ると最初が峰に登る登山道がありました。
今日はここから登ります。かなりの急騰です。
息を切らせて一気に。一つ目の見晴らしの良いヶ所で小休止。
もうツツジが咲いていました。
さらに急な登り。トイレのある展望所に到着。ここで昼食にしました。
山頂はこの木階段を登って行ったところですが、今日はここまでで引き返します。
山頂の様子は12年前の報告などをご覧ください。
八重桜はまだこれからのようで咲いていました。
下りの途中からも紀ノ川が流れる桃山町や岩出市の景色が望めます。
第三十六番の祠まで戻って遍路道を第一番の方へ下ります。
第二十五番津照寺の祠。きれいに花が供えられています。
今しばらく遍路道の下ります。
シャガの花が咲いていました。
百合山の自然保全活動で和歌山県からふるさと大賞というのをもらったようです。
山を題材に俳句を作る同好会のようなものがあるようです。
俳句の投稿箱が設置されていました。
まもなく平地に出ます。
正面口(第一番札所)へたどり着きました。
竹房橋を見下ろせる車道まで出ました。
第一番札所霊山寺の祠です。
右手の石碑は餓死人塚の碑だそうです。天明、天保の大飢饉やそれ以前の大凶年に
餓死者が沢山出てその怨念が餓鬼となって災いをなしたためこの碑を建てて冥福を
祈ったというようなことが書かれているそうです。
アケビの花が一面に咲いていました。秋にはたくさん実がなるのでは?
竹房橋を渡りこの地で生まれたと伝わる西行法師像の横を通って
東田中神社で小休止してJR打田駅まで歩いてゴール。