2019.5.21
泉南市埋蔵文化財センター主催の歴史ウォーク
畿内五大古墳群の一つ。奈良市北西部、平城山の南西斜面、佐保川の西、佐紀と呼ばれる辺りに古墳時代前期から中期にかけて巨大な前方後円墳を中心にその陪塚が築造されています。近鉄平城駅をスタートして書く古墳を巡りました。途中、平城宮跡でお弁当休憩。

平城京を見学した時の報告がここにありますのでご参照ください。

 

今日のコース
 近鉄平城駅~五社神(ごさし)古墳~成務天皇陵~佐紀陵山古墳~瓢箪山古墳~
 平城宮跡~市庭(いちにわ)古墳~ヒシャゲ古墳~コナベ古墳~ウワナベ古墳~
 航空自衛隊バス停~(バス)~近鉄大和西大寺駅

 

午前中の古墳見学を終了してお弁当を食べる場所に、平城宮跡へ。
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第二次大極殿の裏側までやって来ました。
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平城宮跡内の遺構展示館の近くでで食事休憩。
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休憩時間中に推定宮内省の復元建屋を覗いてみました。
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当時の役所の勤務風景等も展示されていました。
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遺構展示館もついでに除きました。第二次大極殿基壇土層の剥ぎ取り
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掘立柱建物の柱穴 奈良時代の間に何回も建て直されているようです。
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役所・塼積官衙(せんづみかんが)から出土した井戸枠
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官立の酒造所跡から発掘された排水用の木樋
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午後の見学スタート。第二次大極殿の北。市庭(いちにわ)古墳へ。
前方後円墳の前方部が平城京建設の際に平らに削られ後円部だけが残っています。
この石の標識は二重堀のあった線上に並べられています。
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後円部だけになって平城天皇楊梅陵(へいぜいてんのうやまもものみささぎ)に治定されています。
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市庭(いちにわ)古墳の東を北へ水上池の横を通ってヒシャゲ古墳へ。
池の向こう。左にヒシャゲ古墳、右にコナベ古墳が見えています。
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ヒシャゲ古墳は仁徳天皇皇后磐之媛命平城坂上陵(ならのさかのえのみささぎ)に治定されています。外堀を横断する渡土堤があったことが確認されているそうです。
つい先日、ハイキングで来た場所です。
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ヒシャゲ古墳の正面堤を東へ。
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後円部の方へ周って行くと内堤の外法方部分の一部遺構と出土した埴輪の複製とが
復元されています。
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又、正面まで戻ります。外堀にはスイレンが満開。
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水上池の淵を更にコナベ古墳の方へ。
今度は池の向こうに先ほど見学した市庭古墳が見えています。
その左には大極殿の屋根も。
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コナベ古墳は先日と同様、相変わらず池の水が濁っていました。
宮内庁により小奈辺陵墓参考地に治定されています。
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コナベ古墳の前方部の西側から後円部北東にかけては周堀に沿って10基の陪塚が
並んでいます。
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木々の奥にこんもりとした陪塚を見ることができます。
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コナベ古墳のくびれ部には他の古墳に比べて大きめの台形状の造出し部があります。
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陪塚(ばいちょう)の一つ。大和第26号墳だと思います。
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コナベ古墳の前方部西南より見たコナベ古墳の全景です。
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コナベ古墳の前面部を東に通り抜けると航空自衛隊の正門です。
自衛隊の正門を通り過ぎて今日最後の見学地、ウワナベ古墳に到着。
仁徳天皇皇后八田皇女の墓の可能性があるとのことで宇和奈辺陵墓参考地に治定されています。
現在の自衛隊幹部学校内等に陪塚が6基あったそうですが今は1基のみ残っています。
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自衛隊前まで戻ってバスで大和西大寺へ。今日の見学は終了です。
後半の報告はここまでです。

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