2017.9.9
暑い暑い8月も終わり、やっと活動開始。
7月に歩いた福知山線の廃線跡を、また別のメンバーと歩きました。
今回の出発点は7月の西宮名塩駅と違って一つ手前のJR生瀬駅からJR武田尾駅まで歩きました。
昨年の秋に整備されて一般公開されたハイキングコースですが整備されすぎてやや面白みに欠けます。
それでも武庫川の渓谷を眺めながら歩くのはなかなか気持ちの良いコースです。
今回は途中、桜の園「亦楽山荘(えきらくさんそう)」へは行きませんでした。

 

今日のコース
  JR生瀬駅~旧福知山線廃線敷~JR武田尾駅

 

JR生瀬駅でトイレを済ませて線路沿いに。
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福知山線のガード下をくぐったら交通量の多い国道176号に沿って狭い歩道を歩きます。
大多田橋を渡り、有馬街道を横切ります。正面に木ノ元地蔵尊の石標と祠が見えます。
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中国自動車道の手前に川に下る道があり高速道路の下の方に行けますが、ここは昭和16年の台風による
洪水で被害に遭い、全戸移転したとのこと。今は公園になっているようです。
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中国自動車道の下をくぐり名塩近くまで来ると左手に木ノ元地蔵尊へ行く道があり、右に廃線跡へ
下りて行く道があるのですが、国道の拡張工事中で通行できません。もともと信号のない横断しにくい
個所でした。
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もう少し先の信号がある所まで進みます。後ろに木の元八幡神社が見えています。
国道を横断して正面の橋を渡らずに右手に急こう配の狭い道があります。
これを下ると7月に名塩から歩いてきた道に合流しました。
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廃線跡ハイキングのスタートです。渓谷を眺めながら歩きます。
素晴らしい光景ですが水があまり澄んでいないのが残念です。いつもこのような状態のようです。
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この渓谷は有馬層群と呼ばれる地層だそうです。
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有馬層群は中生代白亜紀(7200万年~7500万年前)にはげしい火山活動により地表に吹き出した
マグマや火山灰が固まって出来た地層で、溶岩が固まった流紋岩や火山灰が火砕流等で変質した溶結凝灰
岩からできているとのことです。
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左端の人が乗っている大きな岩が高座岩と呼ばれる渓谷中、最大の岩石だそうです。
手前に大きな蜂の巣があり、要注意です。
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廃線跡と言うことで鉄道が走っていたころの施設らしきものの残骸がところどころにあります。
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北山第一トンネルです。7月の時ほど肌に対するひんやり感が無かったのは、7月が暑かったからかも。
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枕木の残る道を電車気分で歩いて行きます。
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レールを利用した、防護フェンスも見られます。
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全長413mのコースで一番長い北山第二トンネルに入ります。
S字にカーブしているそうですが、真っ暗闇で足元を見ながら歩くのがやっとです。
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ところどころに退避坑が設けられています。蝙蝠が住んでいるそうですが発見できませんでした。
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10分ほどでやっと北山第二トンネルの出口にやって来ました。
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綺麗に整備されてしまった短い橋梁をいくつか渡ります。
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対岸は相変わらず絶景の岩肌です。
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溝滝(雄滝)と言うようです。上部にちょっと見えているのが雌滝のようです。
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廃線跡は川床からかなり高い断崖を走っていますがこの垂直な梯子階段を伝って下りられそうです。
使用禁止の標示は無いけれどやめておいた方がよさそうです。数カ所このような梯子がありました。
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河原の岩の上ではかわ鵜が羽を乾かしているのか気持ちよさそうに羽を広げていました。
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前半の報告はここまでです。

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