岐阜県の中山間地域でポ
ピュラーな郷土料理の、
朴葉(ほうば)寿しをご紹介
します
毎年、この時期こちらで
は、朴ノ木の若葉で包ん
だ、馴れ寿し(発酵して
ません)風の、各家庭オ
リジナルの具材を入れた
お寿司を作ります
我が家では、酢飯に焼い
てほぐした甘塩鮭を混ぜ
て、上に、アサリしぐれ
+紅ショウガを添えて朴
葉に包み、型崩れ防止用
の寿し用桶に入れて、固
めて出来上がり
同じ地域でも、皆さん結
構カスタム(笑)した、
各家庭こだわりの朴葉寿
しが有り、鮭の嫌いな人
は、酢飯に鶏そぼろ入れ
たり、トッピングで添え
る物には、アサリしぐれ
・紅ショウガ・錦糸卵・
きゃらぶきetc 何
でもありです
最初に、爺さん横の山から朴葉を
採取します
軽く洗い、拭いてから適当にカット
日曜に孫達が来たので、
これに合わせてクッキン
グスタート
爺さん、甘塩シャケ切り身をフライパンで焼く
以下、婆さん
骨・皮を取り身をほぐす
葉っぱに、具材を乗せて包み、前の寿し桶に
盛り付け参考例
椎茸・かんぴょうを入れる方も有り
落し蓋でプレスし、1~2時間位成型
この寿し桶、親戚の大工さんに作っ
て貰った、本格的な物ですが重い
皆さんの地域にも、色々
あると思いますが、これ
一押しです
が、孫達は結局食べま
せんでした
こちらでは、どこにでも
ある朴ノ木の葉っぱを使
う習慣が有り、朴葉みそ
もメジャーですし、節句
にも「柏餅」ではなく「
朴葉餅」を食べるのが、
一般的です
子ども達の世代にも、受
け継いで欲しい、風薫る
5月の風習です