市庁舎前のパン屋で簡単に昼食とって、郊外に出ました。
バスとトラムを乗り継いでヴィルヘルムヘーエ公園へ。
カスカーデンという水路の階段が見られます。
バスで一番上のヘラクレス像のところまで登れました。
ここからはカッセルの街が一望!
ここカッセルはグリム兄弟が長く暮した街。
ドイツに伝わる伝説を聞き集め、グリム童話のベースを作った街なのです。
メルヘン街道に来たからには、やはり童話の故郷の街を見ておかないとね。
森を抜けた先に小さく見えるのは、ヴィルヘルムヘーエ城。
公園内を走るバスが見当たらなかったので、階段をひたすらおりてこのお城まで行ってみました。
お城の前庭がとても綺麗、花盛り。
中は古典絵画館と古代彫刻コレクションになってます。
せっかくなので覗いてきました。
彫刻はギリシャ神話の神々やアルカイック期の陶器など。
ギリシャ好きにはたまりません。
絵画はとくに有名どころでは、ルーベンスやレンブラントなど。
一つの部屋にレンブラントの作品だけ集めた「レンブラントホール」なんてのもあり、贅沢な時間を過ごさせていただきました。
この公園にはもう一つお城があります。
一番下のヴィルヘルムヘーエ城と上のヘラクレス像のちょうど中間くらいのところ。
森をひたすら歩いて下りて行くと、こんな景色が!
中世のスコットランドの城をイメージして建てられた「レーヴェンブルク城」なりー。
魔法使いが住んでいるお城みたいな雰囲気!!
近くまで行くとまさに古城!!
実際は1793年から1798年の建築。中世じゃありません。
この廃墟のような雰囲気は意識して演出しているらしいです。
ロマンチックー。
カッセルは先に述べたとおり、グリム兄弟縁の地です。
なので、市内にはグリム兄弟博物館なんてのもありました。
が、この時は改装工事中。残念、見られませんでした。
まぁまた次の機会にでも遊びに行ってみます。