腫瘍専門外来に回される | エトランゼ-別館-

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元がん患者。
主婦、時々、旅人。

今日もT病院へ。
腫瘍の存在がはっきりしたため、本日からは腫瘍専門のドクターの診察を受ける。

だんだんと大袈裟な展開になっていくので、不安が募る一方だ。

 

今回から担当のH先生が、いままでの検査結果をまとめて解説してくださった。

以下、その内容。

 

・MRIだけを見ると、骨の中が変質したような「繊維性骨異形成」の特徴

・「繊維性骨異形成」の場合、骨がもろくはなるが、そのまま放置しても問題なし

・CTでは骨の中に白い斑点が写って見え、どうも繊維質の腫瘍でなさそうな印象

・CT画像からの診断は、軟骨形成の腫瘍である「骨軟骨腫」または「内軟骨腫」

・「骨軟骨腫」も「内軟骨腫」も良性腫瘍。すなわち、ガンではない

・「骨軟骨腫」と「内軟骨腫」の場合は、腫瘍が大きくなる可能性があり、今後も経過観察が必要


いくつか難しい病名が飛び出したが、前もってかなり調べてあったため、

今回はちゃんと頭がついていった。


実際に正しい病名を知るには「生検」という検査をしなければならないが、

これには入院して手術する必要があるらしい。

 

H先生曰く、

「今現在の状況から判断するに、焦って生検をやる必要もないでしょう。」

 

ということで、入院は先送りとなった。

 

もうすぐ新学期が始まるため、この時期に入院が決まらなくて良かった。

肉腫ではないのなら転移の心配もないし、経過を見るだけで十分だろう。